ファイターズ
逆転3ランの郡司裕也 〝慶早戦〟に強いのは「遺伝子レベルで組み込まれている可能性が否定できない」
■パ・リーグ3回戦 ソフトバンク1-5日本ハム(4月16日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの郡司裕也捕手(26)が16日、エスコンフィールド北海道で行われたソフトバンク戦に「1番・三塁」で出場。1点ビハインドの三回1死一、二塁の好機で3ランを放ち、チームを逆転勝利に導いた。
周東の全力疾走にやばいと思った
切り込み隊長が、またしても難敵を攻略した。この試合、最初のチャンス。集中力を最大限に研ぎ澄ました。初球を振り抜くと、打球は一直線に中堅スタンドへ。涼しい顔でダイヤモンドを一周し「打ったのはフォークです。(手応えは)わりと完璧でしたけど、今年はボールが飛ばないとの噂。周東さんが全力で追っていたので、やばいと思って全力で走りました。入って良かったです」と、茶目っ気たっぷりにコメントした。
6試合連続で1番起用
キャンプ中から適性を見出していた新庄監督は、6試合連続で郡司を1番で起用。要所で勝負強さを発揮する好打者を中軸に据える選択肢もあるが、投手との相性も考慮し、総合的な判断を下している。
指揮官は「5、6番が合っているかなという気持ちはあるけど、この前の熊本でも有原くんのときに1番で勝っていた。その流れは続けたいなと。郡司くんの1番は頼もしいですよね。そんなに足は速くないですけど、好きなんですよね」と、頼れるトップバッターに大きな信頼を寄せた。