【一問一答】本拠地初勝利の山崎福也 ウイニングボールをスタンドに投げ入れるのはなぜ?
■パ・リーグ3回戦 ソフトバンク1-5日本ハム(4月16日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの山崎福也投手(31)がFA移籍で加入後、初めて本拠地・エスコンフィールドで勝った。柳田、近藤ら強打者が並ぶ打線を相手に、7回5安打1失点と好投した。今季はこれで3試合に登板し、2勝1敗、防御率2・33と期待に違わぬ活躍を見せている。試合後には、いつもウイニングボールをスタンドに投げ入れる理由も明かした。一問一答は以下の通り。
―本拠地でのお立ち台は格別か
「いや、すごかったです。暗くて、ペンライトがあって、初めてでした」
―伏見と一緒に立てた
「そうですね。やっぱりオリックス時代から一緒にやってきていますし、京セラドームでもああいうふうに2人でお立ち台もありましたし、またこうやってファイターズに入って、ファイターズのユニホームを着て、ああいうふうにできて良かったです」
―ソフトバンクの5敗中、2敗が山崎によるもの。首位相手に好相性
「いやでも、正直怖い気持ちもたくさんありますし、本当にいいバッターしかいないので、丁寧に投げることと、自分のペースは崩さないことだけを考えて投げています」
―有原と投げ合う意味合いは
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「向こうはあんまり意識していないと思いますけど、大学時代から一緒にやってきていますし。本当に勝つことは、どんな相手でもうれしいです」
―一回は「やばかった」と。二回以降立ち直れた要因は
「初回に1失点で粘れたのは良かったかなと思います。反省点としたら、初回、リズム良く行きすぎたというか、ストライク先行で行きすぎたかなというのは思いました。ああいうケースで大量失点もあり得るので、抑えることができて良かったですし、次にも生かしたいです」
―投げる日に郡司がよく打つ
「本当にすごいとしか言いようがないです。打つ気配、打つオーラ、きょうも打つだろうなという感じの雰囲気があるので、(投げる試合は)出てほしいですね、毎回」
―二回以降はボール球を増やす狙いがあったか
「初回の、ランナーが出てから、ストライク先行しすぎた。それ以降はランナーが出ることも少なかったですし、2アウト後にランナーが出ることもあったので、それ以降は何も変えていないです。初回のランナーが出て、たまってからのストライク先行は気をつけます」
―五回、ランナーがいる場面で柳田。内角にツーシームは狙い通りか
「一塁も空いていましたし、ボールでも良いかなというぐらいの開き直りが逆に良かったです」
―今宮、牧原への曲がり球がすごい曲がっていた
「あれはカットボールですね。自分の中ではカットという感じで投げていて、球速自体は遅いので見ている人からしたらスライダーに見えると思うんですけど」
―効果的に見える
「去年から結構、多めに投げている。それを覚えてから、良い感じではありますね」
―きょうもウイニングボールはスタンドに投げたのか
「ライトスタンドに」
―投げ入れ始めたきっかけは
「(ファンが)欲しそうにしているので、それだけです」
―プロ初勝利のときは
「いや、僕、あんまり集めないので。そういうのを飾ったりもしないですし。なので、何もないですね、家に」
―ウイニングボールをもらった女性ファンが喜んでいた
「本当ですか。良かったです」
―本拠地2戦目で勝利
「できれば初戦で勝ちたかったですけど、きょうは本当に郡司が、ああいう1発、あの1発が出ると本当にチームがグッと勝ちに近づくと思うので、郡司には先週に引き続き感謝ですね」
―次の登板に向けて
「まずは勝つことが求められていると思うので、どんな内容にしても、勝てばいいやというぐらいの感じで。僕自身は、チームが勝つように準備を毎回していきたいです」