ファイターズ
2024/04/16 23:55

貴重な適時打を放った伏見寅威が山崎福也と〝さちとら〟でお立ち台「まだまだ上にいけるピッチャー」

ヒーローインタビューで笑顔を見せる伏見(左)と山崎=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ3回戦 ソフトバンク1-5日本ハム(4月16日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの伏見寅威捕手(33)が16日、ソフトバンク戦に「7番・捕手」で出場し、七回に貴重な追加点となる左前適時打を放った。守っては先発の山崎福也投手(31)を好リードし、〝さちとらバッテリー〟で本拠地初勝利をつかんだ。

お立ち台で「やりましたー!」と絶叫

 エスコンフィールド北海道のお立ち台で、〝さととら〟が並んだ。ニコニコ笑顔の山崎の横で、伏見は「やりましたー!」と絶叫。「福也には、たまには打ってくださいとよく言われているので、打てて良かったです!」とドヤ顔し、笑いを誘った。

ヒーローインタビューで笑顔を見せる(左から)郡司、伏見、山崎

 

コンビで悲願のヒーローインタビュー

 2人そろってのヒーローインタビューは、さちとらコンビの悲願だった。山崎がオリックスから移籍後初登板となった4月2日の本拠地開幕戦では、七回途中3失点(自責2)。チームは2ー4で敗れていた。

 「良かったですね。本拠地開幕の時、それが目標でやってきて、それができなかったので。こうやって福也にも勝ちがついて、僕もタイムリーが出て、一緒にお立ち台に上るのがまさかのこんな早く来るとは、っていう感じですけど、うれしいです」。背番号23は安堵(あんど)の表情を浮かべ、グッと喜びをかみしめた。

2週続けてのリードに難しさ

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