ファイターズ
2024/04/17 18:55

《ハム番24時》4月17日

 シーズン序盤の段階で、他球団のライバルの成績をどの程度、把握しているものなのか―。盗塁といえば、五十幡。かなり気の早い話だが、パ・リーグの盗塁王ランキング(17日試合前時点)を引き合いに出し、質問してみた。

 盗塁数トップの選手を尋ねると「もちろん知っています。周東さんです」と即答。当然のように個数も「7」と言い当てた。続いて2位も「小深田さん」と迷わず回答。ペナントレースはまだ始まったばかりでも、強くこだわる部門について、細かい数字をしっかりと覚えていた。

 だが、事情は少し違っていた。「いや、自分からはチェックしていなくて、(スマホを見ていると)野球関連で回ってきたりする。それで、これぐらいなんだと」。能動的に調べているのではなく、SNSなどを通じて、自然と情報が目に付き、記憶しているという。

 五十幡は試合前時点で3個。4位タイにつけていた。「周東さんのペースだと(最終的な数は)すごい。気にはなります」。もちろん、自らも果敢に次の塁を狙うつもりで「試合に出続ければ自然に増えるとは思うけど、四球とか、出塁率が重要。打たなくても何とか塁に出られるようにしたい」と気迫を込めた。球界最速を証明できるのか、勝負が決する秋を今から楽しみにしている。

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