《SHINJOの信条》清宮1軍昇格へ「ボールの捉え方は良い。ライナー性の打球もよく打って、見極めもできている」
■パ・リーグ4回戦 ソフトバンク4ー4日本ハム(4月17日、エスコンフィールド北海道)ー(試合後、自ら口を開き)
「は~(笑)。(福島は)たいしたもんですよ。育成からはい上がってきて、このホークス打線をね。初登板で初回はね、地に足が着いてない感覚がすごく分かる。あの一回だけで、あとはよく抑えましたよ。五回までにチャンスがあって、何とかそこで勝ちを付けさせたかったですけどね。期待が持てる投球をしてくれたので、次もいってもらいます」
ー次回は長めに
「ですね。まだそこらへんはハッキリと決まってないですけど、投げてもらいます」
ー前日に言った通り、ちょうど72球で交代
「でしょ!? 俺、72球って言ってましたね。計算してないですけどね(笑)。(五回は)三振で、72球で終わってくれと思いました。(前日のコメントが)よぎって、その会話をしてました」
ーマルティネスの本塁打は驚き
「ね~。2アウトから万波くんがヒットを打って、ああいう場面で何かをしてくれる選手に変わってきているのは確かですね。大事な場面で、何かをしてくれるんじゃないかな?って去年から思っています」
ー打線に粘り。昨年に比べて手応えがある
「いや、みんなが成長しただけですよ。それだけ。ただ、細かいミスね。それでチャンスをつかめるか、つかめないか。細川くんは2回ね。バスターエンドランも、サードがめちゃめちゃ前に来ていたので『コン』ってね。三遊間めちゃくちゃ空いてるから。でもその分、伏見くんが3回(バントを)成功してくれましたね」
ー(采配に)執念を感じた
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「これも経験なので。経験させていけば余裕も持てるし、成功につながっていくってとこですかね」
ー中継ぎ陣も気持ちが入っていた
「マーフィーの最初のフォアボール。フォアボールが出そうだなっていう雰囲気を持たせてしまっている。だから一、二塁で山川くんと勝負しにいってのフォアボールはちょっと怖いかな?っていうところで(交代)。福田(俊)くんの変化球でサードゴロになって、トリプルプレーがあったらいいなって。『サードゴロ行った!』ってところで、ちょっと打球が死んでしまった。あとは栗原くんのところのダブルプレー。セカンドゴロ行くなと思って(守備位置を)前にしてもらったけど、さらにもう少し前でしたね。当たりも悪かったですし、芝でね」
ー細川は握り替えに時間がかかった
「はい。でも、よく追い付いたね。同点ですけど、勝てるチャンスはいっぱいあったかな」
ー苦しい状況から同点。ムードは悪くない
「勝ちたいですよ。めちゃくちゃ勝ちたかった。同点じゃなく、勝ちたかったですね」
ースティーブンソンを抹消した
「ファームに行ってもらって、打席に立たせて感覚を取り戻した方が早いと思ったので。どんどん打席に立たせてね。やっと、けがが治った清宮くんを呼んで、復帰してもらいます」
ー次戦から
「はい」
ー映像を見た印象は
「ボールの捉え方は良い。ライナー性の打球もよく打っている。見極めもできている。あとはこっちに来て、もっとテンションが上がると思うので、きれいな弾道の高いホームランを打ってくれるんじゃないですかね」
ー当面はファーストか
「そこなんですよ。郡司くんが今、調子がいいので。郡司くんのサードもありの、清宮くんには、ちょっとずつレフトを守らせていこうかな。清宮くんの方が肩が強いので。あとは練習をしながら、試合で見ていきながら。どっちの方が良いかを決めていきながらも、野村くんを待ちたいですね」
ー2軍ではセカンドにも取り組んでいた
「あれはね(セカンドが)いないのと、野球の視野を広げさせるために。(1軍でのセカンドは)ないないない(笑)」
ーすぐにスタメンで使うか
「それはちょっと。まだ考えているから…使います」
ー松本剛の状態は
「まだ試合が終わって報告を聞いてないですけど、見た感じは大丈夫そう。やってもらわないといけない選手だから」
【清宮幸太郎の連載手記『道』 リハビリ中に見た名作映画、選手会副会長就任について語る】