ファイターズ
清宮春季キャンプまでにキレキレボディー宣言「万全に仕上げたい」
「2・1」までに生まれ変わる! 日本ハムの清宮幸太郎内野手(22)が16日、沖縄・国頭で行われていた秋季キャンプを打ち上げ、来季への決意を語った。第2クールでは新庄剛志新監督(49)と直接言葉を交わし、大きな刺激を受けた。今オフは休みなしの覚悟で徹底的に鍛えまくり、春季キャンプ初日に進化した姿を見せるつもりだ。
プロ4年目の秋季キャンプが幕を閉じた。全日程を完走した清宮は「(新庄)監督が来て、どういう野球になるのか、ちょっとずつ分かってきた。いいキャンプでした。オフにやりたいことも明確になった。生まれ変わった姿で(2月の春季)キャンプに来たい」と決意を新たにした。
第2クールで視察に訪れた新庄ビッグボスからは「今はキレがない気がする。ちょっと痩せない? 痩せた方がモテるよ」と減量を勧められた。4年間思うような結果を残せず、今季は1年間2軍暮らし。このオフに何かを変えなければいけないことは、清宮自身が一番理解している。「全部が物足りない」と、走攻守の全てをレベルアップさせるつもりだ。
打撃では「強いだけだと思うように動かせなかったり、柔らかさだけだと足りなかったりする。柔らかさの中に強さが欲しい」と理想のイメージを口にした。就任会見で新指揮官は「キャンプのスタートラインに立ったとき、ほぼほぼ僕はレギュラーは決まっていると思っている」と明言。「2・1」が、理想を形にするタイムリミットだ。
「2月1日からばんばんアピールできるように、万全に仕上げてきたい。休む時間はないと思う。日々覚悟を持ってやるだけ」
やるべきことは分かっている。2022年を覚醒の年にするため、死にもの狂いでオフを過ごす。(近藤裕介)