日本ハムの伊藤大海投手（２６）が１９日、エスコンフィールド北海道で行われるロッテ戦に先発する。今季は開幕投手を務め、ここまで２勝０敗、防御率０・９５と抜群の安定感を誇っている。手応えは十分。ストライク先行の投球スタイルを崩さず、３勝目を懸ける。登板に向けた一問一答は以下の通り。

―前回はしびれる投手戦の展開で勝った。今回はどんな投球をしたいか
「変わらず、良い準備をしたい。初回の先頭打者。とにかく最初とか、こだわって投げられたらなと思います」

―前回は６回で降板。イニング数を課題に挙げていた
「先を見すぎても良くないと思う。（球数を）減らせるところは減らして、いろいろ考えながらしっかり長いイニングを投げられるようにやっていきたい」

―ロッテ打線とは開幕戦でも対戦している
「そうですね。外国人選手２人も、よく当たっている。当たり前ですけど、その前にランナーを出さないこと。いかに最少失点で切り抜けるか、というところになると思う。まずしっかりゲームメークできるように投げていきたい」

―早くも２勝をマークしている。手応えは

「取りたい時にストライクが取れている。ファーストストライク率が高くて、自分優位なカウントで進められていると、投げていても感じている。いろいろな駆け引きが出てくると思うけど、すごく良い状態かなと思います」

―防御率も良い。意識はしていないか
「そうですね。まだ３試合なので。シーズン半分ぐらいで、これならすごいですけど、まだまだ気が抜けないです」

―エスコンでの今季初勝利を狙う
「そうですね。先制点を与えないようにしっかりやって、点を取ってくれることを願いながら投げたいと思います」

―試合前の勝負飯はうどんだと。変わっていないか
「変わっていないですね」

―関西風か
「う～ん。今年は関東かもしれない。自分で作っていないので、アレですけど」

―完投も視野に入れたいか
「そうですね。そのうち、できればなと」

―大谷は完投したいから関東風を食べていた
「それを聞いた次の試合前に食べて、ボコボコにやられた（笑）。あまり意識しないようにしています」