D7位旭川明星中出身松浦デカ尻武器に1軍狙う
ドラフト会議で日本ハムから7位指名を受けた松浦慶斗投手(18)=大阪桐蔭高=が16日、大阪市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金は2000万円、年俸520万円(金額は推定)。米大リーグ・エンゼルスで活躍するOBの大谷翔平投手(27)超えの「大きなお尻」を持つ旭川育ちの大型左腕が、札幌ドームで“凱旋登板”を目指す。
仮契約を結び、プロでの第一歩を踏み出した松浦が、自慢のお尻で驚きの数字をたたき出した。制服の上から実測したところ、尻回りはおよそ115センチ。新人だった大谷の102センチをはるかに上回る結果となった。
下半身の強さが重要な投手にとって、大きなお尻は武器だ。本人は「最近、服を買いに行くことがあって、ここ(尻)から(上)が入らなくて買えていない」と苦笑い。担当の林スカウトは「見てきた選手の中でも大きい。野球は下半身のスポーツ」と太鼓判を押す。
ビッグボスこと新庄監督にも、ビッグヒップでアピールしたい。指揮官は来季、選手全員を1軍のグラウンドに立たせることを約束。旭川育ちの松浦にとって、本拠地最終年となる札幌ドームで投げられるチャンスだ。
旭川大雪ボーイズに在籍していた中3時、同球場で行われた「ファイターズベースボールチャンピオンシップU15」で優勝。「すごくいい球場だった。1軍の球場が札幌ドームなので、そこを目指してしっかりやっていきたい」と凱旋を誓った。
松浦 慶斗(まつうら・けいと)2003年7月1日、宮城・石巻市生まれ。左投げ左打ち。旭川新富小6年時に日本ハムファイターズジュニアメンバーに選出され、旭明星中3年時に旭川大雪ボーイズで全国8強。大阪桐蔭高では1年秋に背番号15でベンチ入り。2年時に150キロをマーク。母方のいとこにソフトバンクの古谷優人投手(江陵高出)がいる。186センチ、95キロ。家族は両親と兄。