【一問一答】北山亘基 20日のロッテ戦に先発 「(三振は)結果、取れることが理想」
日本ハムの北山亘基投手(25)が20日、エスコンフィールド北海道で行われるロッテ戦に先発する。前回登板から中8日。過去2戦は序盤から飛ばし、試合をつくった上で、10三振を奪っている。力強い投球を見せている3年目右腕は本拠地のファンの後押しを受け、2勝目を狙う。一問一答は以下の通り。
―登板間隔が空いた。調整は
「前回、前々回の登板を踏まえて、自分の中でオフシーズン、キャンプから取り組んでいることの成果もありますし、試合の中での課題もあったりします。あまり考えすぎず、ちょうどいいバランスで取り組めたので、いい間を過ごせたのかなと思います」
―前回は雨の影響も。改善する必要は
「外的要因だったので、不可抗力というか。雨とかマウンドが滑ったりとか。相手も同じ条件ですし、そこは割り切っていいかなと思います。今回の登板は屋内なので、そこは変に気にする必要はないと思う。それ以外にいい部分もたくさんあったと思うので、順調に来ているとプラスに捉えて次の登板にいけたらなと思います」
―エスコンにはいい印象を持っているか
「去年に比べて今年の方がよりなじんできている。もちろんホームゲームというのもありますし、歓声もよりすごくなるので、そういう意味でも投げやすい環境じゃないかなと思います」
―今季初登板は途中まで無安打投球。体力的な面で感じることは
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「100球を超えても変な疲労感はなかった。(スタミナは)試合で投げて、球数を投げていくことで少しずつ付くものだと思うので、登板を重ねる中で、どんどん良くなっていくんじゃないかなという予兆はある。今回も、より自分のボールを投げられるようになっていけたら」
―過去2試合はともに10奪三振。三振が多い内容をどう捉えているか
「結果、取れることが理想だと思う。僕の場合、始めから取りにいこうとすると変な力みが出たり、厳しくいきすぎてうまくいかないケースがあるので、ストライクゾーンで勝負していく中で、だんだん自分の有利なカウントにして、最後に自分の決め球を投げられれば。自然と取れるのが一番うまくいくパターン。あまり三振数にはこだわらず、ゾーンで勝負して、結果、取れたら」
―今年はゾーンで勝負できている
「そうですね。今のところ2試合しか投げていないですけど、真っすぐがゾーンで勝負できている。それありきだと思うので、次の登板でも大事にしていきたいです」
―リカバリーの方法は
「全体練習前にやるトレーニングだったり、コンディショニングは時間をかけてやっているのと、終わった後のトレーニングも時間をかけてやっているので、そこは問題ないかなと。あと睡眠もやっぱり取った方が。気づかない疲れとか、睡眠を取らないと治らないので、最近は意識してなるべくいい睡眠を取れるようにやっています」
―睡眠を大事にして新しくした物は
「もともとマットレスとか、こだわって使っているので。今はオーラリングという睡眠を測定する指輪みたいな物があって、それを毎日、着けて寝るようにしています。その数値と実際の自分の感覚にギャップがないかチェックして、数値的に悪かったら睡眠をもう一回しっかり取ろうとします」
―仮眠は取るか
「夜の寝る時間の調整というか、ちょっとあまり取れていないなという時は、1時間長く寝ようとか。簡単なことですけど、意外と変わってくるので。そういうところも大事です」
―普段は何時間くらい寝ているか
「7時間…8時間いかないくらいですね」
―ロッテ打線を封じるポイントは
「線になると終わらないイメージがあるので、しっかり切れるところは切って。しっかり勝負した上でのランナーは仕方ないですけど、無駄なランナーは極力、出さないようにしていきたいです」