【プレーバック・写真入り】J1第9節 札幌1-1広島(4月20日、札幌ドーム)
スパチョークの先制弾で今季無敗・広島とドロー
2戦連続で勝ち点を得ている札幌は、今季無敗で2位に付ける広島をホーム・札幌ドームに迎えた。前半立ち上がりから再三ピンチを背負うも全員が体を張った守備で凌ぐ。すると同10分、MFスパチョークからパスを受けたMF浅野がドリブルで左サイドに流れ、空いた位置にスパチョークが入りリターンパス。ペナルティーエリア前からスパチョークが右足で蹴ったボールは広島DF・中野の背中に当たり、まるでループシュートのようにGKの頭上を越えてゴールへ、押し込まれる展開ながら貴重な先制点を挙げた。
その後も広島は次々と襲いかかる。そして後半5分、ゴール前の混戦からマイナスのパスを受けた広島・中野に押し込まれ同点。札幌は運動量の落ちた選手を交代させながら、なんとか逆転のゴールは割らせず1-1の引き分け。3試合連続の勝ち点を得たが最下位・鳥栖が鹿島に勝利したため最下位に逆戻りしたが、15位東京ヴェルディとは1勝差。スタートの躓きからようやく脱却しつつある。
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■前半10分の先制点をアシストしたMF浅野雄也(27)
「パスミスだったんですけど良かったです。チェック(MFスパチョーク)がうまかったですね。(―上位相手のドローはポジティブなのでは?)本来の札幌の守備の固さは戻ってきているのかなと思います。泥くさく守って、泥くさく点を取るのは札幌の良さだと思うので、あとは攻撃陣がもっと頑張らないとなと思います」
■3月の札幌加入後、初のベンチ入りを果たしたGK児玉潤(27)
「(―札幌ドームのピッチに初登場)応援がすごい響きますし今までと違った独特の雰囲気があるので、経験になりました。(―ここがこれからのホームスタジアムになる)GKとしては天候とかを気にしなくて良いので、ホームアドバンテージを受けられるかなと思いますし、早くピッチに立って結果を残したいのが正直な気持ちです」
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