【一問一答】松本剛が久々の快音 いつもイジる先発・北山を絶賛「めちゃめちゃいい球投げていました」
■パ・リーグ5回戦 ロッテ0-2日本ハム(4月20日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの松本剛外野手(30)が20日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に「2番・中堅」で先発出場。一回に18打席ぶりの安打で先制点を呼び込み、八回には貴重な追加点となる中前適時打を放った。背中の違和感などに苦しんできた選手会長は、お立ち台で「そろそろ打たないと、たたかれるなと思った」と笑顔を見せた。試合後の一問一答は以下の通り。
―八回、北山から「もう1点取ってほしい」と頼まれた
「完封したいと言っていたので、早く代わった方がいいと言っていたんですよ(笑)」
―いつもイジる
「はい。いつもイジっていますね。体力ないので(笑) でも、本人は毎回、試合前は9回投げますと意気込んでいる。きょうはセンターから見ていても球威も落ちていなかった感じもありましたし、めちゃめちゃいい球投げていました」
―自身も安打が出てホッとした
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「そうですね。復帰して何もしていなかったですし、ただ出ているだけでは意味がないと自分の中で言い聞かせていたので。いいところで打てたのは良かったです」
―体の状態は
「試合に出られるレベルにはきているので、そこは関係ないです。自分がただ打てなかっただけです」
―背中の違和感を訴え、離脱もあった。その期間はどう気持ちを切り替えた
「気持ちを切り替えるというより、欠場して申し訳ない気持ちがありました。その中でもチームがいい戦いをしていましたし、活躍している選手が日替わりで出ていたので、負けないぞという気持ちが常にありましたね」
―選手会長として、今年のチームをどう見ているか
「きょうの勝ち方なんか、逆転されても仕方ない流れだった。そこを北山が粘ってくれて。うちは初回ヒット出て、(三回に)郡司が打ってからヒットが出ていなかったですし、四球も出ていなかった。流れ的に完全に向こうへ行っているところを北山がああやって封じてくれてた。野手としては何としても追加点、1点でもいいからという声はベンチでも出ていたので、そういうゲームの流れを読むというか、こういうふうにしたいと口で表現する選手が増えてきているのは、いい傾向にあるのかなと思います」
―去年と違う
「そうですね。今ベンチで、出ていないことが多いかもしれないですけど、(伏見)寅威さんが声かけをよくしてくれている。出ていない選手もそういう意識でベンチにいるのと、ただ自分の準備だけするのでは、自分が出た時も大きな差が出てくると思う。そういう意味ではいい影響を与えてくれているので助かっています」