ファイターズ
2024/04/21 21:25

根本悠楓 6回2安打無失点で再出発「前に進むしかない」

先発で6回を投げ2安打無失点と躍動した根本=撮影・近藤裕介

■イースタン・リーグ6回戦 オイシックス0-9日本ハム(4月21日、鎌ケ谷スタジアム)

 悔しさを抱えながら、再び走り出した。日本ハムの根本悠楓投手(21)が、先発で6回を投げ、2安打無失点と躍動した。1軍で今季初先発した14日のオリックス戦(京セラドーム)では、2回3失点5四死球と制球を乱したが、この日は四死球「0」。何度も自分を責めた〝後悔の夜〟を乗り越え、白老出身の左腕がリベンジの舞台へと進み始めた。

 

大乱調からの大変身

 大乱調から1週間。鎌ケ谷のマウンドに上がった根本は、別人のように快投した。得意のスライダーは「きょうはあまり頼らずに」と普段より割合を減らし、代わりにフォーク、チェンジアップを有効に使った。6三振を奪い、二塁を踏ませない圧巻の内容。それでも、「まあまあですかね。チェンジアップ、フォークも使えたので、そこは良かったです。継続してやっていきたい。でも、1軍に行ったら、フォアボールになっているような場面が何個かあったと思う」と納得はしていなかった。

メンタルやられた「もう少しできたべ…」

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