【一問一答】延長十二回にV打の上川畑大悟 「一つの勝利に向かって全員で動いている」
日本ハムの上川畑大悟内野手(27)が23日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦の延長十二回に決勝打を放った。八回の守備から途中出場していたが、土壇場の2死二、三塁で、追い込まれてから今季初打点となる左前適時打。打のヒーローは塁上で自らの胸を叩き、喜びの感情を爆発させた。試合後の一問一答は以下の通り。
―延長十二回。どんな気持ちで打席に
「いくしかないと思っていましたけど、フォークを2球空振りして終わったと思いました(笑)。でも最後は浮いてきてくれたので、良かったかなと思います」
―フォークが来ることは読めていたか
「フォークが来るのは分かっていたんですけど、思った以上に落ちが良かったです。なんか自分も(気持ちが)かかっちゃっていたのは、あるかもしれないです」
―もともと左方向に打つのがうまい。イメージ通りの打球だったか
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「そうですね。(遊撃手の)村林が前に来ていて、三遊間が広いなと思っていたので。落ち球系をケアしつつ、そっちの方に打てたらなと、追い込まれてから思っていました」
―延長に入ってベンチの雰囲気はどうだったか
「一つの勝利に向かって全員で動いていると肌で感じるので、すごくいい雰囲気だなと思います」
―塁上で感情を出して喜んでいた
「僕自身、まだ(適時打を)打っていなかったですし。久しぶりにああいう場面で打席にも立たせてもらったので、なんとか期待に応えたいなと思って振った結果です」
―今季はけがで出遅れた。巻き返しへの思いは
「遅れた分を巻き返したいですし。でも現状、レギュラーというわけではないので。1打席を大切にして、守備も1イニング1イニング、しっかり全力でやっていきたいなと思います」