山崎福也 役割果たした6回2失点。反省忘れず「点を取ってもらった直後に、取られてしまった」
■パ・リーグ3回戦 日本ハム4ー3楽天(4月23日、楽天モバイルパーク宮城)
勝利の権利を持って降板も3勝目ならず
日本ハムの山崎福也投手(31)が23日、楽天モバイルパークで行われた楽天戦に先発し、6回2失点の好投を見せた。3勝目の権利を持って降板も、チームが追い付かれたため、勝ち負けは付かず。試合後は「調子自体も悪くなくて、良いリズムで投げられました。ただ、点を取ってもらった直後に、取られてしまった。そういうところをしっかり反省したいです」と収穫と課題を口にした。
不運な当たりが続いて失点 「それも結果なので」
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バッテリーを組んだ伏見と呼吸を合わせ、ストライク先行でポンポンと投げ込んだ。楽天打線の一巡目は安打を許さず、完璧な内容。しかし、1点リードの四回に試練が待っていた。小深田、小郷の打ち取った当たりがいずれも遊撃内野安打となり、盗塁も絡んで1死一、三塁。浅村に右犠飛を許して同点となった。
悔しい形での失点も、不運を嘆くことはなく「それも結果なので。ちゃんと打ち取れるように頑張ります」と冷静に受け止めていた。
余力を残して降板 次回登板へ気持ち新た
六回は辰己に右越え二塁打を許した後、犠打で1死三塁となり、二ゴロの間に2点目を失った。リードを保ったまま、71球で余力を残して交代。チームの勝利を喜びつつ「また次に向けて、しっかりした準備をしたいです」と気を引き締めていた。