コンサドーレ
2021/11/18 14:35

金子 同世代・三苫に負けん!2戦連発で今季2桁得点狙う

同世代・三笘の活躍は大きな刺激。金子が2試合連弾と今季2桁得点を貪欲に目指す(撮影・石栗賢)

 北海道コンサドーレ札幌は20日、アウェーで鳥栖と戦う。MF金子拓郎(24)が6日清水戦に続く2戦連発を狙う。現在チームトップの7得点。残りは3試合、視界に捉える2桁得点へ、弾みをつける。

刺激と焦り「もっと結果残してレベルアップを」

 鳥栖戦を週末に控え、金子は「ポゼッションもしっかりやってくるし、守備もアグレッシブ。強度で相手を上回りたい」と力を込めた。5月26日の対戦では0―0のドロー。「1対1で負けないのが大事。自分の所で上回れれば」と、右サイドで違いをつくる。
 前節・清水戦で自己最多を更新する7得点目を挙げた。シーズン途中に移籍したFWアンデルソン・ロペスを除いてチームトップの数字。2年目ながら札幌の攻撃をけん引する背番号9は「ゴールを決めたら気持ちも乗ってくる。2戦連発とってやるぞ、となっている。得点、アシストは常に求めているし、最後に見返して2桁得点を達成できていれば」と気合十分。あと3点に迫る2桁得点へ、残り3試合も果敢にゴールへ迫る。
 同世代の活躍を励みにする。17日に行われたカタールW杯・アジア最終予選のオマーン戦では、MF三笘薫が決勝ゴールをアシスト。A代表デビュー戦で強烈なインパクトを残した。金メダルを獲得した2019年のユニバーシアードで共闘。プロ入り前からアタッカーとして刺激し合ってきた仲だけに、「自分の同年代がどんどんA代表に入ってきている。焦りもあるし、もっと結果を残してレベルアップしていかないと」と大いなる発奮材料にした。
 リーグ屈指のドリブラーとして警戒される中でも突破口を切り開き、自らのゴールから、5試合ぶりの勝利を呼び込む。
(石栗賢)

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