ファイターズ
2024/04/25 22:35

鈴木健矢が抱く、先発への熱い思い「中継ぎとは違う緊張感があって、格別です」

先発登板した鈴木=撮影・井上浩明

■パ・リーグ4回戦 日本ハム1ー5楽天(4月25日、楽天モバイルパーク宮城)

4回2失点で今季初黒星も見せた修正能力

 日本ハムの鈴木健矢投手(26)が25日、楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)で今季初先発し、4回2失点で降板した。初回に先取点を奪われながらも、二回以降は立ち直って無失点。毎回安打を許したが、粘り強くイニングを稼いだ。

悔恨の一球 保てなかった平常心

 ようやく巡ってきた先発の機会。自然体で臨むのは難しかった。1番・小郷への初球。甘く入ったストレートを右中間スタンドへ持って行かれた。「(先頭打者本塁打は)初球だったので、ちょっと出はなをくじかれました。それで迷いが出てしまって、立ち上がりから2失点。初回の入りが悔やまれます」と表情を曇らせた

一回を終え、ベンチに戻る鈴木=撮影・桜田史宏

 

二回以降は収穫 粘りの投球で無失点

 ガタガタと崩れてもおかしくない状況で、何とか踏みとどまった。二回以降も毎回、走者を背負ったが、緩急を駆使した投球で追加点は与えなかった。

 「去年までだったら初回に点を取られると、修正できないまま交代になっていた。きょうは走者を出しても比較的、落ち着いて投げられた。そこは次につながると思います」と課題だけでなく収穫も手に入れた。

建山コーチは高評価 次回の先発登板も明言

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