コンサドーレ
絶好調の札幌MFスパチョーク 思い出の湘南戦で得意の2戦連発だ
■4月26日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌は27日のホーム湘南戦(札幌ドーム、午後1時キックオフ)に向けて、ミーティング後に11対11やセットプレー練習などで最終調整した。前節のホーム広島戦(1△1)で今季初ゴールを決めたMFスパチョーク(25)にとって、湘南はリーグ戦初ゴールを決めた縁起の良い相手。勢いづくと止められない〝タイの至宝〟が、得意の連発を決めてチームを今季2勝目へと導く。
直近2戦で1ゴール2アシスト
今、最もチームで好調なのがスパチョークだ。3月30日のアウェー神戸戦(1●6)で右足首を負傷し一時戦列を離れたものの、復帰初戦となった今月17日のルヴァン杯2回戦沼津戦(3〇1)で、MF小林祐希(32)の2ゴールをいずれもアシストすると、中2日で迎えた広島戦では前半10分に先制ゴールをゲット。波に乗って迎える湘南戦でも、2試合連続となるスタメン出場が有力だ。「自分が出るかどうかは監督次第ですけど、準備は整っています。チャンスがあれば得点を決めたいと思っています」と、臨戦態勢に入っている。
一度火が付くと止められなくなる。昨季はリーグ戦、ルヴァン杯合わせて9得点をマークしたが、そのうち1試合2得点が2回、2試合連続ゴールが2回と〝連発〟を何度も披露した。自身では「点を決めたら自信につながる。シュートの自信を高めたら、できるだけシュートしたい気持ちになりますね」と自己分析。既に着火した状況で迎える湘南戦で、来日3度目となる2試合連続ゴールに期待がかかる。