【プレーバック・写真入り】パ・リーグ4回戦 オリックス0ー9日本ハム(4月27日、エスコンフィールド北海道)
無失点継投に17安打9得点
日本ハムは本拠地のエスコンフィールド北海道でオリックスと対戦し、9-0と大勝した。中7日で先発登板した伊藤大海投手(26)は6回1安打無失点で今季3勝目を挙げた。五回まではヒットを1本も許さぬ好投を見せ、大事なカード初戦をものにした。打っては17安打9得点と、打線も援護した。首位ソフトバンクとのゲーム差は2.5のまま変わらない。
いきなり猛打がさく裂した。一回裏、先頭の指名打者・加藤豪将内野手(29)が右前打で出塁すると、続く五十幡亮汰内野手(25)の内野ゴロで走者が入り替わり、1死一塁。3番・万波中正外野手(24)の左中間への適時二塁打で先制した。4番のアリエル・マルティネス捕手(27)の左前打で1死一、三塁。乗りに乗っている田宮裕涼捕手(23)が右翼線への適時二塁打で2-0に。さらに郡司裕也捕手(26)がセンターへの2点二塁打を放ちリードを広げた。万波から4連打で4得点。幸先のいいスタートを切った。
七回に田宮の右翼線への適時二塁打で1点追加。田宮は八回にも左中間への適時二塁打をマークし、適時二塁打3本で4打点の活躍を見せた。規定打席に達していないものの、打率は驚異の.423となった。
八回には日本ハムから移籍したオリックスの吉田輝星投手(23)が5番手で登場。五十幡の代打で出場した1学年上の清宮幸太郎内野手(24)は一ゴロに打ち取られたが、同期入団の万波は四球を選び、マルティネスの中前打と田宮のこの日3本目の適時二塁打で4点追加した。
投手陣は、伊藤の後を1人1回ずつの継投で無失点リレーとなった。2番手の左腕・河野竜生投手(25)は今季8試合目の登板で、まだ失点していない。
試合詳細はコチラ
■一回に先制の適時二塁打を放った万波
「打ったのはストレートです。イソさん(五十幡)のナイスランで先制できました」
■一回に2点タイムリーを放った郡司
「エースに楽に投げてもらいたかったので、初回から援護することができて良かったです」
(全15カット)