ファイターズ
レイエス劇場の〝仕掛け人〟加藤豪将 1番起用に応えるマルチ安打
■パ・リーグ4回戦 オリックス0-9日本ハム(4月27日、エスコンフィールド北海道)
ビッグイニング演出と豪快なヘルメット飛ばし
日本ハム・加藤豪将内野手(29)が、「1番・DH」で3試合ぶりに先発出場。一回先頭で迎えた第1打席は右前打で、初回4得点のビッグイニングを演出した。二回にはヘルメットを豪快に飛ばしながら左前打を放った。
21日のロッテ戦以来となるスタメン起用。新庄監督の熱い期待にどうしても応えたかった。「僕がスタメンの時は、ボスが相手のピッチャーとの相性を考えて使ってくれる。それも自信になって、自分の中では結果が出て当然だと思っている。DHだったので、1打席目から5打席代打みたいな気持ちで入りました。そしたらヒットが出てよかったです」。
スタメン、DH、ファースト、何でもござれ
来日2年目のシーズン。開幕から試合出場は決して多くないが、フォア・ザ・チームを貫く。「自分的には勝っていれば、スタメンでもDHでもファーストでもどこでもいい。出たら自分の仕事をするだけ。どこでも大丈夫です」。常に最善の準備をして、出番を待っている。
徐々に浸透しつつある「レイエス劇場」の〝仕掛け人〟も担う。本拠地の試合ではスタメン発表時に、大型ビジョンに映ったDH出場選手がポーズを取るのがお決まりとなっている。