【一問一答】田宮裕涼 同期・吉田輝星を粉砕「(試合前に)『まだ(打率)3割あんの?』って言われて(笑)」
■パ・リーグ4回戦 オリックス0ー9日本ハム(4月27日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が5番で先発し、適時二塁打を3本放つ大活躍でチームの勝利に貢献した。八回には同期入団で同学年の吉田輝星投手(23)と初対戦し、左中間へ2点二塁打をマーク。この日は3打数3安打4打点1死球1犠打で、打率は規定打席未満ながら.423まで上昇した。守っても先発の伊藤ら4投手を巧みにリードし、9回0封に導いた。一問一答は以下の通り。
―快音が止まらなかった
「良い打席もあったり、ちょっとラッキーなヒットもあったりしたので。しっかり良い打席を一打席一打席、送っている結果が、良いのかなと思います」
―吉田輝星と対決。意識はしていたか
「そうですね。最初、出てきた時は回ってくるかも分からない打順だったので、(打席に)立ちたいな~って思っていたんですけど、回ってくるとは思わなかった。まさかまさかで回ってきたので、これはもう楽しんでやろうと思って打席に入りました」
―吉田も力が入っているように見えた
「そうですね。あっちも力が入っていましたし、僕も力が入っていた。最初、真っすぐを狙っていたんですけど、ファウルばっかりだったので、最後は力が抜けてしっかり良いスイングができたかなと思います」
―試合前に吉田と会話は
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「きょうは朝、ちょっと一瞬なんですけど輝星のところに行って、そしたら『まだ(打率)3割あんの?』って言われて(笑) 。いや3割8分だよって言ったら、『まじ!?』みたいな。そんな感じでした」
―打率はきょうで4割に乗った
「4割にまた戻ったので、また、たくさんヒットを打てるように頑張っていきたいと思います」
―規定(打席)に乗れば、首位打者
「いやー、規定に乗りたいですけど、なかなか、はい。乗るのも大変なので、そこはしっかり試合に出ていきたいなと思います」
―1軍で1カ月がたった。相手の攻め方が変わってきていると感じることは
「そうですね。ここ最近はちょっと、前とは違うかなっていう感じもしたりして。自分の中でもインコースだったり、結構、投げてくることが多くなってきていると思っています。やっぱり(自分は)キャッチャーなので、相手のキャッチャー(の配球)を読んでいきたいなというのは思っています」
―リード面の手応えは
「そうですね。まず守備。打撃よりは守備の方をしっかりできていたので、そこは続けて、ずっと0点で抑えられたらいいなと思います」
―きょうの伊藤の出来は
「真っすぐも強くて、いつもより変化球の割合が少なかったかなと思うぐらい真っすぐが良かったので、うまく使っていけたかなと思います」
―配球の勉強が打撃に生きているか
「まあ、そうですね。生きると思います。生きていると思いますね」
―5番という打順に重圧は
「いやあ、そんなに。もうどこの打順でもやることは同じなので、5番だろうが関係なく、いい打席を送りたいなと思っています」