【プレーバック・写真入り】パ・リーグ5回戦 オリックス5-4日本ハム(4月28日、エスコンフィールド北海道)
今季初の1点差負け わずか1安打で4点奪うも終盤に力尽きる
日本ハムはオリックスと本拠地で対戦し、4-5で敗れた。わずか1安打ながら相手のミスなどで4点を奪って中盤までリードを続けていたが、粘るオリックスに終盤に1点ずつ返されて勝ち越しを許した。今季1点差ゲームでの敗戦は初めて。
先発の加藤貴之投手(31)は序盤からテンポの良い投球で四回までに1安打無失点と安定感を見せていた。オリックスの先発・斎藤も三回までパーフェクト投球と投手戦の様相を呈していたが、四回に異変が起きた。
先頭の加藤豪将内野手(29)が四球で出塁すると三失と四球などで2死満塁とし、そこから2者連続四球の押し出しで日本ハムは無安打のまま2点を先攻した。
すると加藤貴もリズムを乱したか、五回先頭の森に右前打を浴びると、送球ミスなども重なって2失点。その裏は先頭の中島卓也内野手(33)が四球で出塁し、すかさず盗塁を決めて無死二塁。加藤豪の内野ゴロで1死三塁とすると、オリックスの守備もピリッとせず、続く五十幡亮汰外野手(25)の打席でまたも敵失による追加点が転がり込み、勝ち越しに成功。その後2死二塁からはアリエル・マルティネス捕手(27)のこの日唯一の安打となる左翼線適時二塁打でもう1点を追加した。
加藤貴は六回に先頭の西川に右越えソロを浴びたところで降板。5回4安打3失点(自責1)でマウンドを降りた。1点リードで登板した2番手・ブライアン・ロドリゲス投手(32)は後続を斬ってリードを守ったが、七回に登板した3番手・杉浦稔大投手(32)が1死二、三塁のピンチで降板。代わった4番手・河野竜生投手(25)が代打・宗に右前適時打を浴びて同点となった。
八回は5番手・北浦竜次投手(24)。先頭から連打され、1死二、三塁で若月に犠牲フライを浴びて勝ち越しを許した。
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■新庄監督のコメント
「1勝1敗。たくさんのファンが見に来てくれているから明日は勝つ!」
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