ファイターズ
2024/05/02 00:30

福島蓮がデビューから2戦連続好投の5回1失点 素顔はプロらしくない野球選手!?

五回、第1打席で被弾した西武・若林から三振を奪った福島=撮影・小田岳史

■パ・リーグ5回戦 日本ハム1-3西武(5月1日、ベルーナドーム)

適時打は許さず無四球「真っすぐで押し込めていた」

 またしても、青森出身の190センチ右腕がポテンシャルを見せつけた。日本ハムの福島蓮投手(21)が、プロ2度目の先発で5回1失点と好投。5安打を浴びたが、適時打は許さず、無四球で試合をつくった。ソフトバンク打線を5回2失点に抑えた前回のデビュー登板に続いて結果を残し、「変化球があんまり入らなかったけど、真っすぐで押し込めていたかなとは思います」と笑った。

失点後も崩れずに真っ向勝負

 最速151キロを計測した直球を軸に、西武打線に真っ向勝負を挑んだ。強打者を前にしても恐れず、ストライクゾーンに投げ込んでいった。二回には若林に左越えソロを被弾し、先制点を与えたが、崩れない。五回は1死一、三塁のピンチを招くも、続く長谷川を空振り三振に仕留め、最後は金子を二ゴロに斬ってグラブをたたいた。

バッテリーを組んだ田宮(左)と福島

 

田宮の盗塁阻止に感謝

 3学年先輩の女房役に助けられた。前回17日のソフトバンク戦では、一回に2失点を喫していたため「初回はもう一個集中しようと思って入りました」と立ち上がりを警戒していたが、先頭の金子に中前打で出塁された。俊足の相手リードオフマンは、すかさず二盗を企図。それを、捕手の田宮が強肩で阻止した。「先頭にヒットを打たれたんですけど、田宮さんが刺してくれて、だいぶ落ち着きました。マジで、ありがとうございますという感じです」と感謝した。

デビュー戦後は「怖かった、マジで怖かった」ともらす

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