話題を呼んだあのユニホームが再び！？

　日本ハムが４月５日から２１日まで着用した「エスコンフィールド１周年記念」の特別ユニホームが〝復活〟する可能性が高まった。限定ユニホームは黒を基調とした斬新なデザインで、ビジター球団とカラーがかぶる『黒対黒』の対決も話題を呼んでいた。

新庄監督が異例の要望　

　ボスの願いが届きそうだ。黒のユニホームで戦った８試合で、チームは５勝２敗１分の好成績を収めた。新庄監督は２１日の試合後に「マスコミを通してアピールしたいことがあります。この（エスコン１周年記念）ユニホームをビジター用にしたい。まだ球団には言ってないけど（笑）。ファンの方からも『すごく格好いい』という声が多い」と異例の要望を口にした。

ある球団幹部も「前向きに検討中です」

　指揮官の願いを発端に、球団は水面下で動いていた。幹部の一人は「前向きに検討中です。簡単には言えないけど、あるんじゃないかな？　選手、ファンの皆さん（の意見）も含めて良ければ。（着用するのは）ホームかもしれないし、ビジターかもしれない。調整することはいっぱいある」と今後の展望を明かした。

　勝率７割を超えるユニホームはファンからも大好評だった。〝復活〟の実現性は高い。縁起の良い黒の勝負服を再び身にまとい、ファイターズは前に進む。