コンサドーレ
2024/05/03 19:25

【プレーバック・写真入り】J1第11節 C大阪1ー1札幌(5月3日、大阪・ヨドコウ桜スタジアム)

後半26分、PKで同点を許し肩を落とす札幌の選手たち=撮影・舘山国敏

 

先制のリード守れず今季5度目のドロー

 試合前の段階で最下位に沈む北海道コンサドーレ札幌は、首位のC大阪から金星を挙げる意気込みで敵地に乗り込んだが、1-1の引き分けに終わった。3バックの中央には、DF家泉怜依(24)。移籍後初のリーグ戦先発出場を果たし、負傷で欠くDF岡村大八(27)の代役を務めた。札幌は今季5度目のドロー決着。

 試合開始直後は押され気味だった札幌が、前半20分を過ぎて攻勢に転じた。そして前半27分、GK菅野孝憲(40)のロングボールを相手DFが頭でクリアしたこぼれ球を、MFスパチョーク(25)がすかさず前線にスルーパス。右シャドーに入ったMF浅野雄也(27)がゴール前に走り込みながら左足でシュートを決めた。4月13日の新潟戦以来、今季2ゴール目となる得点で先制した。

 後半13分、C大阪が3枚替えしてMF香川らを投入してから雲行きが怪しくなった。後半23分、ペナルティーエリア手前の右サイドにドリブル突破した元チームメートのFWルーカスフェルナンデスを、3バックの左に入っていたDF菅大輝(25)が倒して止めてしまい、PKを取られた。後半26分、FWレオセアラにゴール正面やや左に決められた。

 後半35分、右ウイングバックのMF近藤友喜(22)に代え、MF長谷川竜也(30)が左のウイングバックの位置に入り、MF青木亮太(27)が右に回った。後半38分に菅に代えてDF中村桐耶(23)を投入。後半終了間際のアディショナルタイム2分にはFW金健熙(25)とMF小林祐希(32)をつぎ込んで勝ち越し点を奪う気迫を見せたが、追加点ならず。後半43分には、判定に異議を唱えたミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)にイエローカードが出た。

 番狂わせを起こすことはできず、勝ち点3はゲットならず。それでも勝ち点1はプラスされ、敗れた湘南が最下位に落ちたため、札幌は順位をひとつ上げ19位になった。

 試合詳細はコチラ


 

前半27分、先制ゴールを決めるMF浅野

 

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