【一問一答】鈴木健矢 今季初勝利に「大海にもプレッシャーをかけられていた」
日本ハムの鈴木健矢投手(26)が3日、京セラドームで行われたオリックス戦に先発し、6回途中1安打無失点で今季初勝利を挙げた。立ち上がりこそ、安打と四球でピンチを招いたが、二回以降は緩急を効果的に使い、相手打線を翻弄。昨年6月9日の阪神戦(エスコン)以来となる勝ち星をつかみ取った。登板後の一問一答は以下の通り。
―今季初勝利。今の気持ちは
「久しぶりの先発勝利で良かったなと思います」
―投球を振り返って
「全体的に力が抜けてうまく(打者のタイミングを)ずらせた。きょうの投球が自分本来の持ち味」
―ヒットを打たれた時にどう切り替えたか
「3点あるし、という気持ちで。先制点は取ってくれていたので余裕はある、という気持ちで」
―一回の3点の援護が大きかったか
「すごく大きかったです」
―緩急が効果的だった
「うまく使えていました」
―カード頭を任されたプレッシャーは
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「そうですね…、カード頭はずっと勝っていますか?」
―今季は1度だけ負けている
「ずっとカード頭は勝っているイメージがあって、ちょっとプレッシャーはあった。(同級生で仲の良い伊藤)大海にも『ケンヤ勝って3連勝やな』とずっと言われて、プレッシャーをかけられていた。良かったなと思います」
―いい仕事ができた
「4月はそもそも登板自体があまりなかったので、なかなか貢献できなかったですけど、こうやって先発を任せてもらって勝てて本当に良かったと思います」
―良かったボール、良かった場面
「スライダーがきょうはうまく機能していたなという感じ。要所でシンカー、チェンジアップを使えていたので。スライダーが中心で基本的に良かったですね」
―初回、頓宮をゲッツーに打ち取ったスライダーはベストボールか
「あれはちょっと狙って取ったやつ。あれはもう、完璧。狙い通りでした」
―左打者へのスライダーが効いた
「インコースにスライダーを投げられて、カーブでうまくカウントを整えられた。真っすぐもうまく差し込めた」
―投球スタイルが去年と違う
「去年は真っすぐとスライダーだけ、みたいな感じだった。今はカーブもカウントが取れる球になったし、インコースも突けているので」
―打線の3巡目を迎え、79球で交代。もう少し投げたかったか
「気持ち的にはカード頭ですし、6連戦なので、できるだけ長いイニングを投げたかったですけど。代えられるのは、しょうがない。そこまでの信頼がなかったということなので。これから、どんどん信頼を積み重ねて、投げれるように」
―体力的には
「全然、大丈夫でした」
―今後は先発で立場を確立させたいか
「もちろん、その気持ちもあります。先発陣はみんないいですし、枚数も揃えている。チーム事情でリリーフにいくかもしれないですけど、自分の力を発揮すれば、いつかはまた戻ってくるだろうという気持ちなので。しっかり準備しつつ、やりたい」
―1勝目はそのスタート
「やっと1歩目かな、という感じですね」