ファイターズ
【イースタン・リーグ5回戦】楽天5ー7日本ハム(5月3日、鎌ケ谷スタジアム)
今川のグランドスラムで逆転サヨナラ勝ち
日本ハム2軍は本拠地の鎌ケ谷で楽天と対戦し、劇的勝利を飾った。3―5の九回に今川優馬外野手(27)が試合をひっくり返す逆転満塁本塁打を叩き込み、7―5とサヨナラ勝ちを収めた。
2点を追う最終回。ドラマが待っていた。先頭の6番・阪口楽内野手(20)、続く清水優心捕手(27)が連続四球で出塁。1死後、代打の梅林優貴捕手(26)がヒットでつなぎ満塁とした。ここで登場した1番の今川。初球をかっ飛ばすと打球は中堅フェンスを越えた。
先手を取ったのは日本ハムだった。四回、水谷瞬外野手(23)の犠飛で1―0とした。1―5とされた直後の五回には内野ゴロの間に1点を奪い、2―5の八回には野村佑希内野手(23)の3号ソロで2点差に詰め寄った。
投げては先発の達孝太投手(20)が3回1安打無失点と好投した。七回に4番手で登板した宮西尚生投手(38)は1回をパーフェクトと存在感を示した。