コンサドーレ
札幌MF浅野雄也が先制ゴール! 昨季のチーム得点王が上昇気配
■J1第11節 C大阪1―1札幌(5月3日、大阪・ヨドコウ桜スタジアム)
北海道コンサドーレ札幌MF浅野雄也(27)が、C大阪戦で今季2得点目となる先制点をマーク。昨年のチーム得点王がいよいよ調子を上げてきた。
「できるだけ良いボールを」スパチョークからナイスパス
立ち上がりからC大阪ペースで展開してきた試合の流れを、浅野が一気に札幌側へと引き戻した。前半27分、相手DFがクリアしたボールをMFスパチョーク(25)が拾うと「簡単にシュートできるように、できるだけ良いボールを出そうと思いました」と、前線へ走り出した浅野に向かって鋭いスルーパスを放つ。ペナルティーエリア内でボールに追い付いた浅野がダイレクトで左足を振り抜くと、放たれたボールはGK金鎮鉉(36)の右手をかすめてC大阪ゴールへと吸い込まれた。「自分のところで結構フリーになるなと思っていた。チェックからボールが来たので、もうちょっときれいに決めたかったけど、『入れ!』って思いました」。状況を好転させたい札幌にとって、のどから手が出るほど欲しかった先制点を背番号18がゲットした。