先発の畔柳が三回までに８Ｋ

　日本ハム２軍は本拠地の鎌ケ谷で楽天と対戦し、５－０で完封勝利した。先発の畔柳亨丞投手（２１）は５回３安打で９奪三振。高卒３年目右腕が立ち上がりから好調で、三回までの９つのアウトのうち８つを三振で奪ってみせた。

ドラ１左腕・細野は２回４Ｋ

　２番手はドラ１左腕の細野晴希投手（２２）。六、七回の２回を投げて１安打４奪三振。八、九回も３番手・山本拓実投手（２４）、４番手のアニュラス・ザバラ投手（２７）がそれぞれ１回ずつ投げ、４投手で完封リレーを完成させた。

　打線は三回１死二、三塁に「３番・ＤＨ」で先発出場した野村佑希内野手（２３）が左前にタイムリーを放って先制。四回は水谷瞬外野手（２３）が左越え７号ソロを放った。

山口アタルが復帰して代打出場

　五回には山口アタル外野手（２４）がけがから復帰し、無死一塁の場面で野村に代わって代打で出場。四球を選んでチャンスを拡大した。すると水谷が無死満塁から左前適時打をマーク。続く阪口楽内野手（２０）も右犠飛。先発マスクを被った古川裕大捕手（２５）も２死一、二塁から右前適時打を放ち、この回合計３得点を挙げた。