【一問一答】負けないエース・伊藤大海「二回っすね」と反省も、建山投手コーチは修正力を評価
■パ・リーグ9回戦 日本ハム6-3オリックス(5月5日、京セラドーム大阪)
日本ハム・伊藤大海投手(26)が5日、オリックス戦(京セラ)に先発し、七回途中8安打3失点だった。2点を先取した直後の二回に、2四球を出すなど制球を乱して3点を失ったが、三回以降は無失点と粘投。チームは八回に4点を奪って逆転し、黒星が消えた。試合後の一問一答は以下の通り。
―きょうのピッチングを振り返って
「二回っすね。二回のアレ(3失点)がなければという感じだったんですけど…」
―二回は制球にかなり苦心していた
「いや…なんすかね。突然なんか(悪いものが)降ってきました(笑)。その前も、全然問題なかったですけど、その時だけでしたね」
―三回以降は修正した
「いや、本当にあの一瞬だけ何かがズレたのか、良くなかったです」
―クイックで投げたり、工夫していた
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「そうですね。カウントを悪くしないように、と努力しました」
―七回途中3失点と試合を作った
「そうっすね。欲をいえば投げきりたかったですけど。(七回2死三塁の場面)右対右で代えられたということは、そういうことだと思うので、そこは悔しさがあります」
―チームが勝てたことは大きい
「やっぱり負けないことは、チームとしても大きいこと。僕としても次の登板に向かって行きやすいことではあるので。本当に頼もしい打線だなと改めて思いました」
■伊藤について建山投手コーチ
「(二回は)ちょっと珍しいなと思いながら見ていましたけど、その後のピッチングを見れば、それを帳消しにできるくらいの修正能力を見せてくれた。去年なんかはあそこでズルズルいってしまうことがあったんですけど、ああいう所で粘れたのはまた成長したというか、さすがだなと思います」