清宮と奈良間が降格

　日本ハムの今川優馬外野手（２７）と、野村佑希内野手（２３）が、６日のソフトバンク戦（ペイペイドーム）から１軍に昇格する。代わって、清宮幸太郎内野手（２４）と奈良間大己内野手（２３）が２軍に降格する。

　開幕１軍を逃した今川は、ここまで２軍で３１試合に出場し、打率.３３８、３本塁打、２１打点と結果を残した。特に３日からの楽天３連戦（鎌ケ谷）では、１２打数５安打、２本塁打、８打点と大暴れ。１軍首脳陣への猛アピールが実り、今季初昇格をつかみとった。

　野村は開幕スタメンを勝ち取るも、２６打数２安打と期待に応えられず、４月１２日に１軍選手登録を抹消された。その後は打撃の修正に励み、２軍で１８試合に出場して打率.３９１、３本塁打、２０打点。今川同様に打ちまくり、再び晴れ舞台に戻る権利を得た。

勝負の首位攻防３連戦

　チームは現在２位で、ソフトバンクを２・５ゲーム差で追いかける。６日からの３連戦は大事な直接対決で、初戦の相手先発はベテラン左腕の和田。ようやく呼ばれた右の大砲２人が、首位叩きのキーマンだ。