ファイターズ
2024/05/06 22:40

堀瑞輝 2軍で9試合連続無失点 実は読書家「僕は絶対に本もマンガも紙派です」

八回に登板し、1回を無失点に抑えた堀=撮影・近藤裕介

イースタン・リーグ5回戦 DeNA6-6日本ハム(5月6日、鎌ケ谷スタジアム)

 格の違いを見せつけている。日本ハムの堀瑞輝投手(25)が、八回から4番手で登板し、1回を3人で完璧に抑えた。直球は常時140キロ台後半で、最速149キロを計測。得意のスライダーも切れ味鋭く、2三振を奪った。これで、4月4日の2軍DeNA戦から9試合連続無失点。「状態は良いですよ」と笑顔を見せた。

三振、三振、投ゴロ「スライダーすごい曲がっていた」

 自信に満ちたたたずまいで、打者を圧倒した。先頭の知野をフルカウントから見逃し三振に仕留めると、続く九鬼も得意のスライダーで見逃し三振。最後は西巻を2球で投ゴロに仕留めた。「結果的にも良かったし、スライダーもすごい曲がっていた。真っすぐも伸びていると(捕手の)進藤に言ってもらえたし、良かったなと思う。でも、課題もあった。もうちょっと下(半身)を使って投げられたらなと。そうすれば、もうちょっと楽な力感で、今ぐらいのスピードが出ると思う」。1軍のレベルを知る25歳は、現状に甘んじることなく高みを見据えた。

2安打以上許さず 4月以降は無失点

 21年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得した高卒8年目の左腕。今季まだ昇格の声はかからないが、2軍で懸命なアピールを続けている。ここまで11試合に登板し、10回を投げて防御率1・80。2安打以上打たれた試合はなく、特に4月に入ってからは、まだ1点も取られていない。「あんまり成績は気にしていなかったですけど、結果に結びついているのはいいかなと思います」と自信を深めている。

好調の要因の一つは昨年から強度を上げた○○

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