【一問一答】金村尚真 8日のソフトバンク戦で今季初先発 「5回、6回は投げられたら中継ぎ陣もだいぶ楽になってくる」
日本ハムの金村尚真投手(23)が7日、ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で今季初先発する。開幕からセットアッパーを務め、ここまで6ホールドをマーク。先発再転向する2年目右腕の一問一答は以下の通り。
―今季初先発
「初めてなので、まずは先発の雰囲気を味わいながら、しっかりそこにアジャストしていければ。中継ぎの頃と変えることは特にないと思うので、一人一人大切にやっていければなと思います」
―勝ちパターンを経験して、先発に生かせることは
「ホームランも打たれてはダメですし、点も取られたらダメという、そういった状況で投げた場面もあります。高さを間違えたらダメとか、しっかり考えて投球するようになったので、いい経験になったと思います。先頭バッターから自分の球をしっかり投げないといけないので、初回の入りもすごく大切になっていくと思いますし、そこらへんはいい勉強にも、いい経験にもなったので、しっかり生かせていければなと思います」
―調整方法も変わった
「そんなに変わったことは特にないので。この前、六回から投げたんですけど、(投手コーチの)建山さんからも『先発と同じ感じでいってくれ』って言われました。僕も先発の気持ちでいったので、そんなに変わりはなかったですね」
―難しくなかった
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「あえて思わないようにしてましたね。六回から投げるという感じではなくて。しっかり先発の3イニングだなという感じで投げていた。もちろん点数は取られたらダメな場面だったので、点数をしっかり取られないように。でも、先発で投げる時も、そういったメンタルでいかないといけないなと思っていた。中継ぎとまた違ったメンタルでいけたので、そこは特に変わりはなかったかなと思います」
―1日の西武戦では3イニングを投げた。今回の目安は
「まだ分からないですけど、5回、6回は投げられたら中継ぎ陣もだいぶ楽になってくると思う。しっかり一回一回大切にやっていって。それでおのずと五回まで投げられたらいいかなという感じでやっていければと思っています」
―ソフトバンク打線は強力
「きのう見た感じ、すごいなって思いますし。僕もソフトバンク戦では中継ぎは何回か投げてますけど、緊張感はすごくある打線なので。でも、考えすぎるとボール、ボールになって、カウント悪くなって打たれるみたいなパターンが出てくると、それが一番ダメだと思う。しっかり警戒しないといけないと思うんですけど、まずは自分のピッチングができるようにするのがすごく大事になってくると思う。あまり警戒し過ぎずに、まずは自分のピッチングをして、そこから見えてくるものがあると思う」
―前カードのオリックス戦はチームから離れて、2軍施設がある鎌ケ谷で調整していた
「実際、テレビとかでも見てましたし。『ああ、いなかったんだ』みたいな感じで、中継ぎ陣の人たちに言われたので(笑)。向こうもなんも思ってなかったですし、僕もうまく調整できたかなと思います」
―どんな調整をした
「とりあえず自分がやりたいことができますし。やっぱりウエートだったり、そういうところもしっかりできたので。京セラにいたらできなかったこともしっかりできたので。そこはいい調整ができたんじゃないかと思います」