ファイターズ
2年目の矢沢宏太 サヨナラ犠飛浴びプロ初黒星 悔しさを未来の糧に
■パ・リーグ6回戦 日本ハム1ー2ソフトバンク(5月7日、みずほペイペイドーム)
同点の十二回に6番手でマウンドへ
二刀流に挑戦している日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(23)が7日、みずほペイペイドームで行われたソフトバンク戦の延長十二回に救援し、サヨナラ犠飛を浴びてプロ初黒星を喫した。
強力打線を痛感 近藤にしてやられた
先頭の近藤がカギだった。追い込んでから外角低めいっぱいの151キロ直球にバットを合わせられ、左翼線にはじき返された。一流の技が凝縮された二塁打を目の当たりにして「いいバッターが並ぶ打線なので、そう簡単にはいかない」と痛感した。
申告敬遠を挟み、リチャードには、バットを折りながら中前に落とされた。最後は満塁で、代打の周東に左犠飛。150前後の直球で押し、失投はなかったが「うまくヒットを打たれましたし、犠牲フライもあそこまで飛ばされたので、もっと厳しいボールをいけたかなと思います」と奥歯をかんだ。