【プレーバック・写真入り】パ・リーグ7回戦 ロッテ3-6日本ハム(5月10日、エスコンフィールド北海道)
先発・福島3戦連続勝敗つかずも チームが朗希攻略し逆転勝利
日本ハムはロッテと本拠地で対戦し、6-3の逆転勝利を収めて連敗を脱出した。プロ3度目の先発登板となった福島蓮投手(21)はロッテ・佐々木朗希投手と長身右腕対決。二回先頭の4番・アリエル・マルティネス捕手(27)が初球のストレートを右翼越えに放って先制してもらったが、四回に無死一塁からロッテの4番・ソトに一時逆転の2ランを浴びてしまう。
五回は先頭の小川にストレートの四球を出すと、1死一塁からは藤岡に適時三塁打を浴びて追加点を許し、ここで降板。福島は80球を投げて5安打3失点、2四球4奪三振で、今回も勝利投手の権利は得られずにマウンドを降りた。
松本剛が朗希から技あり同点打
打線は二回以降、毎回得点圏に走者を進めながら佐々木を攻略できなかったが、球数が100球を超えて疲労が見えてきた六回に打者一巡の猛攻で攻め立てる。
8番・上川畑大悟内野手(27)、9番・水野達稀内野手(23)の二遊間コンビが連続安打でチャンスを広げると、2死二、三塁から松本剛外野手(30)が佐々木のフォークを捉え、ライト前にポトリと落ちる技ありの2点タイムリーで同点。3番・郡司裕也捕手(26)も右前打で続き、ここでようやく佐々木をマウンドから引きずり下ろした。
田宮が走者一掃の勝ち越し打
ロッテは2番手・岩下に代わったが、マルティネスはしっかりと四球を選んで満塁。ここで田宮裕涼捕手(23)が左翼線に抜ける走者一掃のタイムリーツーベースを放って勝ち越しに成功した。
中継ぎ陣はパーフェクト投
中継ぎ陣は五回の福島に代わった2番手・矢沢宏太投手兼外野手(23)が2者連続三振でピンチを切り抜け、その後もブライアン・ロドリゲス投手(32)、パトリック・マーフィー投手(28)、河野竜生投手(25)、最後は守護神・田中正義投手(29)がそれぞれ3者凡退のパーフェクトに抑えた。
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