《SHINJOの信条》福島くん、真っすぐとフォーク、見破られていますね
■パ・リーグ7回戦 ロッテ3-6日本ハム(5月10日、エスコンフィールド北海道)
―(試合後、自ら)
「ちょっと福島くん、真っすぐとフォーク、見破られていますね。だから次の登板までに、しっかりビデオでチェックして、クセが分からないようにしないと。多分ですよ。やっぱりバレるとね、タイミングばっちり合わされるし、見逃されるし、その辺は伝えます」
―佐々木朗希のクセは
「口、チャック(笑)。でもね、追いついて逆転までできるということが、今シーズンは多いので。もう(選手を)信頼して、下手な動きせずに、どっしりと構えていられるというところはありますね」
―リリーフの矢沢が流れを引き寄せた
「そうだね。矢沢くんとロドリゲス、あれがデカかったですよ、本当に」
―佐々木は良くなかったかもしれないが、食らいついた
「良くなかったといっても、良いですからね。それに食らいついて、よく追いついて逆転しましたよ。(球数)123球? (たくさん投げさせた打線が)素晴らしいですよね」
―球数を投げさせるのは狙い通りか
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「いや、追い込まれてから、なかなか打てるものじゃないので、見極めるところは見極めようと。この球種を見極めようというところは決めていましたけどね」
―きょうの佐々木は変化球が多かった
「多かったですね。スライダーは(打者の)頭にないでしょうね。次回からはスライダーを(頭に入れて)。スライダーは一番、狙っていけば捉えられるボールじゃないかなとは思いますけどね。ちょっと打席に立ったことないから、分からん」
―逆方向に打つヒットが多かった
「(狙ってではなく)逆方向にいっているんでしょ。センターに打ちに行きながらね」
―低めのボール球を振らなかった。指示があったか
「それは八木コーチがしっかり指示してくれているし、それを徹底したというだけのことなので」
―フォーク、落ちる球をケアしていた
「それはケアしていかないとね、なかなか見逃せないので。どのチームもそれは言ってますよ。それでも振るのは、真っすぐに見えるからでしょうね」
―何度も三塁まで走者を進め、ようやく六回に実った
「(三回1死一、三塁の)郡司くんの打席で、何か向こうが防げない点の取り方ができたんじゃないかなという反省はありますね。何とかもう1点取りに行こうと、ものすごく描くものがあったんですけど、郡司くんのセンター前(に打つイメージ)が邪魔してきて、やめようと。まあ三振でしたけどね。ちょっと(変化球が)曲がってこなかった。バッターとしては難しいですよね」
―3連敗で本拠地に帰ってきて、1つ勝ったのは大きい
「いやいや、いつでも勝ったら大きいですよね。今ちょっと(ゲーム差が)縮まってきて、また面白いんじゃないですか。ここからがまた成長できる1つのポイントになってくるから」
―ロッテに対して、かなり研究しているか。去年やられた分をやり返している感じを受ける
「去年は全部やられていたじゃないですか。今年は逆」
―四回1死一、三塁の上川畑の打席で、一走の野村が盗塁。狙いは
「一塁ランナーのエンドランです。1点を取りに行くという。そしたら(投球が)抜けましたね。でも、結果的にああいうボールだったら(二盗が決まって走者を)進められるので。なかなかヒットで点を取るのは難しいからね。動いてみて。でもいい形、二、三塁になった。そういうところもどんどんやっていこうかなと思います」
―完璧なスタートだった
「それは何かあったんじゃないですか、やっぱり(笑)。そこまで言わせないでくださいよ」
【プレーバック・写真15枚:ロッテ3-6日本ハム】