【一問一答】決勝打の田宮裕涼「5番を打たせてもらっている。何としても結果を出さないと」
■パ・リーグ7回戦 ロッテ3-6日本ハム(5月10日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が10日、エスコンフィールドで行われたロッテ戦に「5番・捕手」で先発出場。同点に追い付いた六回2死満塁の好機で、左翼線へ走者一掃の適時二塁打を放った。中軸に定着しつつある期待のホープが、この日も快音を響かせてチームの連敗を止めた。決勝打を放った試合後の一問一答は以下の通り。
―(六回は)前を打つマルティネスの場面で投手交代。好機で回ってくると想像したか
「きょうの(第1打席で本塁打を放った)グワチョだったので(四球で歩かせて)チャンスで回ってくるなと思っていました。回ってきたら絶対打ってやろうという気持ちでした」
―狙い球、読みは当たったか
「読みというよりは、来た球を打つような感じでした」
―佐々木朗希へのアプローチは、どう考えていたか
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「(攻略に)苦しむと思っていたので、僕的にはボールをたくさん投げさせようかな、と思っていました」
―球数を投げさせたことが、逆転勝利につながった
「そうですね。5回で100球を超えていたので代わるかな? と思っていたら、まさかの六回も来ましたね」
―攻略へ向けてチームで統一していたことは
「全体で同じようなことは、あまりなかったかな。個人個人、みんなが考えてやっていたと思います」
―きょうはスライダーが多かった
「基本的に真っすぐ、フォークだと思っていたけど、きょうはスライダーが多かったですね。投げるのは分かっていたけど、こんなに多いとは。きょうのゲームの中でしか分からなかったです」
―得点圏に強い。中軸の座り心地は
「ジェイ(野村)やマンチュウ(万波)がいるのに、逆に僕が打って良いのかな? って。ずっとそういう思いです。ソフトバンク戦も4、5、6がジェイ、僕、マンチュウだったけど、マンチュウが5番で、僕は6番で良いんじゃないかなと(笑)。ジェイが打っているから、きょうもジェイが5番でいいじゃないかなと思ったりします。でも5番を打たせてもらっている。そこは何としても結果を出さないと」
―勝負強さの秘訣は
「何で打てるんですかね? 分からないです。特に(理由は)はないです」
―マークが厳しくなっている中で、結果を残せるのは成長か
「そうですね。先週はなかなかヒットを打てなかったけど、きょうは1本打てた。まずは良かったかなと思います」
―マークが厳しくなっていると感じるか
「だいぶ、最初とは違うかなと思います」
―福島の投球は
「きょうは、いつもよりボールにバラツキがあったかな。制球に苦しんでいたので、もうちょっとうまくリードできれば良かったかなと思っています」
―力で勝負できる投手
「真っすぐがいいので、そこで勝負ができるのは強みかなと思います」