ファイターズ
2024/05/11 18:35

【一問一答】V打の万波中正 1番起用でスランプ脱出「きょうはここ数試合と明らかに違いました」

三回2死二塁、先制の適時二塁打を放ち、二塁上でポーズを取る万波=撮影・小川泰弘

■パ・リーグ8回戦 ロッテ0ー3日本ハム(5月11日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの万波中正外野手(24)が11日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に「1番・右翼」で先発出場。今季初のリードオフマンで2本の適時打を放ち、新庄監督の起用に応えた。スランプ脱出のきっかけを得た若き大砲が、上昇カーブを描いていく。試合後の一問一答は以下の通り。

ー出場6試合ぶりの打点
「久しぶりですね。マジで。良かったです。やっぱり、打つっていいなって思います」

三回2死二塁、万波が左翼へ先制の二塁打を放つ


ー1番起用は
「ちょっと自分でも(1番が)あるんじゃないかな?っていう気がしてました。全く知らなかったけど、きょうスタメンが発表された時に1番だったので、すごい偶然だなって。何て言うんだろう。(首脳陣の思惑と)タイミングが一致することは、なかなかないので。今年は1番を打ってないのに、僕がなぜそう思ったか分からないけど、あるんじゃないかなと思ってました。実際に1番だったので、気持ちがもう一個入った感じがしました」

ー1番起用があると思ったのは、自分の調子が要因か
「ボスはたまに、調子が良くない選手を1番にする。そういう采配だと思うので、それが自分にとっては、あしたなんじゃないかな?っていうところで。もしかしたらと思っていました」

ー試合前に監督が、打撃が小さくなっていると話していた
「僕も試合前の練習で言われました。全部ホームランを打ちにいくぐらいのつもりで、思い切り振ってと言われました」

ーフォームを戻したか
「戻しましたね。フォーム自体を変えたというより、構えた時の手の位置が、どこがしっくりくるかなって探りました。構えから、うまくいってなくて、しっくりこないのが続いていたので。継続してやってきたことが大事だなと思って、きのうの試合が終わってから打撃練習をしながら反省して、きょうに臨みました」

ー打席内でも強く振っていく気持ちだったか
「きょうは手を出していく意識はありました。きのうの試合もそういう意識だったけど、結果としてなかなかうまくいかなかった。きょうは良い結果になりました」

ー1本目の適時打は、二塁を回って天井を見上げた

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