【一問一答】田宮裕涼 価値ある犠飛もスクイズ失敗を猛省「スミマセン!って言って、ベンチに戻りました」
■パ・リーグ8回戦 ロッテ0ー3日本ハム(5月11日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの田宮裕涼捕手(23)が11日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に「5番・捕手」で先発出場。1点リードの六回1死一、三塁の好機で右犠飛を放ち、貴重な追加点をもたらした。価値ある打点を挙げたが、直前にスクイズを決めきれなかったことを猛省。成長著しいホープは隙を見せず、レギュラー定着を目指す。試合後の一問一答は以下の通り。
ー犠飛で貴重な追加点
「1対0だったので、チャンスで回ってきて1点取りたいと思っていました。スクイズ(のサイン)が出たのに失敗してしまったので、死ぬ気で1点という感じでいきました」
ーファウルで粘っての犠飛
「本当になんとかしようという打席でした」
ー加藤貴が今までで一番良い感覚と話していた
「そうですね。受けていても真っすぐが強くて、変化球のコントロールもすごく良かったです。基本的に投手有利なカウントで投げられたと思います」
ー打者を詰まらせていた。要因は
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「打ちにきそうな時も変化球でいって、バッターが変化球を意識した時に真っすぐでいける。だからバッターは差し込まれるのかな」
ー制球力、球種の多さが投球を支えている
「何でもできる加藤さんだからこそ、できることかなって思います」
ー無失点での勝利が多い。リード面で学んできたことは
「今は試合にたくさん出させてもらっている。まずは自分でやってみようということを試して、打たれたら山田コーチと話をしてアドバイスをもらっている。一日一日の経験を生かしてやっているので、良かったり悪かったりする。だんだんと良いことが増えていけばいいのかなと思います」
ー試合中もノートを書いている。見返すことは
「そうですね。ちょくちょく。試合の日は、その日のノートをずっと見てます」
ースクイズ失敗の後の気持ちは
「メルセデスは、僕もあまり打てるイメージがなかった。それでスクイズが出たのかなと思う。絶対決めてやろうと思っていたけど、変化球で、うまく(バントを)できなかった。失敗してしまったけど引きずることなく、仕方ないと切り替えて、なんとしても1点という気持ちでいきました」
ーベンチに帰って監督から何かを言われたか
「言われました。『スクイズだよ(笑)!』って。スミマセン!って言って、ベンチに戻りました」