ファイターズ
2024/05/12 20:45

堀瑞輝が「母の日」に1回無失点 1軍昇格時に〝師匠〟宮西から届いた激励メッセージと誕生日祝い

七回から2番手で登板し、1回無失点の堀=撮影・小川泰弘

■パ・リーグ9回戦 ロッテ5ー6日本ハム(5月12日、エスコンフィールド北海道)

今季エスコン初登板 2番手で1回無失点

 2日遅れのバースデー登板となった。10日に26歳になった日本ハムの堀瑞輝投手が12日、七回から2番手でマウンドへ。今季初となる本拠地での登板で、1回1安打無失点。「きょうは緊張しなかったから良かった」とホッとした表情を浮かべた。

同じ轍は踏まない コーチ陣からの指摘を実感

 1点を追う七回。1死からソトに中越え二塁打を浴びたが、マウンド上の堀は落ち着いていた。今季初登板となった8日のソフトバンク戦では1失点と精彩を欠き、試合後に武田久投手コーチらから「腕が緩む時がある」と指摘された。

 「自分的にそんな気持ちは全くなかったけれど、ソトにスライダーを投げて打たれた時に気持ち的にも確かに緩んで。これだというのがあったから、普通に腕が振れて、これくらいで振ればというのを覚えました」。確かな手応えをつかみ、佐藤は147キロ直球で見逃し三振。続く安田は一ゴロに打ち取り、無失点に抑えた。

 

1年ぶりの本拠地マウンドで躍動

 昨季は左肩痛の影響もあり、1軍登板は5試合のみ。本拠地エスコンのマウンドは昨年5月6日以来、およそ1年ぶりだった。

 「去年は肩が痛くて、ちゃんとした球を投げられないというのが多かった。(前回は)肩が良くなって、1年ぶりに1軍の試合となるとすごい緊張した。今回は2戦目なので」。肩の不安なく、思い切り投げられることが何よりうれしかった。

1軍昇格決定を受けて宮西に即報告 すると…

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい