■パ・リーグ６回戦　西武１ー４日本ハム（５月１４日、エスコンフィールド北海道）

―（自ら口を開き）
「この（過去）２年間は、僕を信じてプレーしてもらい、今年は選手を信じて。選手を信じる力というところで、きょうは（山崎）福也くんに、９回を投げてもらおうと思って。１点差になるまでは投げてもらおうかなという気持ちでいまいした」

―どのタイミングで、九回まで投げさせることを決めたか
「七回に（マウンドから）降りてくる時に福也くんに、（右手のジェスチャーで、あと「２」）とやって、アイコンタクトで。また八回が終わって、（右手のジェスチャーで、あと「１」）とアイコンタクトで語れるようになってきたので（笑）。頼もしいですよね」

―開幕から安定感がある
「最後の九回の真っすぐが、どれぐらいのスピードが出ていたのか。それ（少し落ちた）ぐらいのスピードの方が、逆にバッターは打ちづらいので。腕は振ってくれているので。腕は振っているけど、ボールは来ていないというところが、きょうのポイントでしたね」

―打線も良かった
「郡司くんがバントを失敗した時、マルティネスと石井くんが、ものすごく（相手先発の）高橋くんとの相性もあって、打ってくれるだろうなと。福也くんが良かったので、もう１点ほしかった。（バントは）失敗しましたけど、案の定、マルティネスも打ち、石井くんも打った。これで郡司くんもまたバントの練習をしっかりすると思います。１点さえ上回っていたら、投手陣が良いので勝てるゲームがこれからも増えてくる。ああいう１アウトからでも、相手がいいピッチャーだったら、こういう（バントをさせる）ケースは増えてきますね」

―２死からでも点が取れている
「今年、多いですね。２アウトを取られても諦めないという姿勢はものすごく出ているし、諦めていないし、案の定、２アウトからでも点が取れて、そこからもっともっとベンチが盛り上がって、（さらに）点が入る。相手も１点もやりたくないだろうから、ピッチャーが力んでああいうパスボールになっていく。流れが良いですよね」

―３連敗の後に４連勝。反発力がすごい

「いやいや、自然体でやっていますよ、みんなが。普通に今までやってきたことを自然にやって、良い結果につながっているというだけで」

―（昇格直後の）スティーブンソンも打った
「良かったね、良かった良かった。１本出てくれてね。（代わりに降格した）レイエスがキーポイントになってくるから。本当にレイエスのこと大好きだし、一生懸命プレーしてくれるし。一回ファームの方でリラックスしてもらって、余裕を持って打席に。スティーブン（スティーブンソン）と同じ形で、２人がラインアップに並んでくれたら、かなり打線になってくるから、それを待ちたいです」

―捕手を４人、スタメンに並べた。意図は
「（林）ヘッドはドキドキしていましたね（笑）。（きょうはＤＨを）ちょっと田宮くんの方に。野村くんも高橋くんに相性が良かったんですけど、（それでもＤＨを田宮で）いくと言ったら、（林ヘッドコーチが）『ちょっとダメですね』って。キャッチャーがいない（笑）。でも（田宮は）１番で、規定打席にも到達させたいし。ちょっと今、タイミングが遅いかなという感じはしますけどね。まあまあリズムが、ＤＨできょうは変わったから、マスクをかぶっている時の田宮くんのリズムは違ったと思うので」

―今後も田宮をＤＨで起用するか
「いや分からん。分からない」

―伏見に、もし何かあった場合は、ＤＨ解除の可能性もあったか
「（サードの）郡司くんか、（ＤＨを解除して）田宮くんでいこうと思っていました」

―昨年は細川にやらせていたが、可能性は
「ないね。今年はないです」

―野村の捕手は
「ないない。ないです」

―貯金は「６」まで増えた
「交流戦まで、それは全て勝ちたいですけど、そんなに甘くないと思うので、（貯金）２桁ぐらいはいきたいなと思います。１０、１１、目標は高いところに置いておかないと、達成できないので。あとは言霊。言霊は結構、昔から、（ビッグ）マウスぐらい。僕は言って、プレッシャーを自分にかけたかったので。いつもいつも」

―望みが高い
「めちゃくちゃ高い。高く持たないとね」

―最低でも２桁で交流戦を迎えたい
「それは全勝をもちろん狙っているし、全勝したら？」

―貯金「１６」になる
「だって、打席に立ったバッターは４の４（４打数４安打）打ちたいし、ピッチャーは完封したいし、そういう気持ちがなくなったら、もうおしまいですね」

―ベンチで谷内コーチと話していた。どんな話か
「たぶん、水野くんの話だと思いますね。水野くんのグラブのさばき方とか、足の運びとか。それ、谷内くんに聞いて。もういろんな人と話しているから、ちょっと覚えていないです（笑）」

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