コンサドーレ
5試合ぶり先発復帰濃厚のDF岡村大八 札幌を今季2勝目に導く(予想スタメン付き)
■5月14日、札幌ドームサブグラウンド
北海道コンサドーレ札幌は15日のホーム磐田戦(札幌ドーム、午後7時キックオフ)に向けて、11対11やセットプレー練習などで最終調整した。前節のアウェー川崎戦(0●3)で戦線復帰を果たしたDF岡村大八(27)は、磐田戦での5試合ぶりの先発復帰が濃厚だ。6試合勝ちなし、2連敗中と苦しむ悪い流れを〝北の番人〟が断ち切り、チームを苦境から救い出す。
「自分のポジションを空けるもどかしさと悔しさ」
札幌の頼れる守備の要が、ついにスターティングイレブンに帰ってくる。開幕から全試合フル出場を続けていたが、4月20日のホーム広島戦(1△1)の試合終盤、相手選手と接触した際に左脇腹の外腹斜筋肉離れを発症し、後半43分に負傷交代。以降の3試合はピッチ外から戦況を見つめることとなった。その際の心境を「自分のポジションを空けるもどかしさと悔しさがあった。ピッチの外から眺めることしかできず、何も貢献できないということで、すごく悔しい思いをした」と振り返る。
川崎戦は後半から出場し、追加点許さず
「改めてあのポジションをまた自分のものにしたいと強く思った」と、欠場中に芽生えた強い意気込みのとおり、川崎戦でDF家泉怜依(24)に代わって後半開始時からピッチに立つと、相手に追加点を許すことなく試合を終えた。自軍セットプレーの際、DFジェジエウ(30)との接触で、しばらくピッチ上に倒れ込むシーンもあったが「両手で押されて、空中で体が浮いてやばいと思ったが、うまく着地できた。痛みなくやれたので肉離れの心配もないし、心配をおかけしたな、というぐらい」と、その後もプレーを続行。幸い大事には至らず、磐田戦への影響も無さそうだ。