【プレーバック・写真入り】パ・リーグ7回戦 西武3ー12日本ハム(5月15日、エスコンフィールド北海道)
今季最多19安打&12得点で5連勝 水野にプロ第1号
日本ハムは本拠地のエスコンフィールド北海道で西武と対戦。今季最多19安打の猛攻を見せ、今シーズン初の2桁得点で12―3と大勝した。連勝を「5」に伸ばし、貯金も今季最多を更新する「7」とした。
一回から猛打が爆発した。走者を2人置き、5番の万波中正外野手(24)が右越え3ランを叩き込んだ。二回には足技で1点を加点。三回には郡司裕也捕手(26)に4号2ランが飛び出した。6―3の五回には石井一成内野手(30)がタイムリーを放った。そして六回、3点を奪って突き放した。1死満塁で4番のアリエル・マルティネス捕手(27)が三遊間を破り、2者を生還させた。さらに2死から石井がこの日2本目の適時打をマークした。
七回には水野達稀内野手(23)が記念すべきプロ1号を記録。さらに万波の適時打で12点目を奪った。
投げては先発の北山亘基投手(25)が5回3安打3失点も大量点に守られて3勝目(1敗)を手にした。中継ぎ陣は盤石リレーを披露した。2番手の矢沢宏太投手兼外野手(23)から、パトリック・マーフィー投手(28)、杉浦稔大投手(32)、生田目翼投手(29)と1回ずつを無失点に抑え込んだ。矢沢と杉浦はパーフェクトと付け入る隙を与えなかった。
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■先発し5回3失点で3勝目を手にした北山
「悔しい前回登板から、自分にできることを全てやって臨みました。長いイニングを投げることはできませんでしたが、野手がたくさん点を取ってくれたので感謝したいです」
■2本の適時打を放ち、勝利に貢献した石井
「(五回のタイムリーに関し)打ったのはフォークです。万波がいい形で出塁してくれたので、なんとか田宮につなぐ気持ちで打席に入りました。(六回のタイムリーに関し)打ったのはストレート。(二走で生還した中島)卓さんのおかげです!」
■六回に2点タイムリーを放ったマルティネス
「自分以外の選手がほとんど打っていたので、なんとしても打ちたかった。勝っていようと、あそこで打たないとフラストレーションがたまっていたと思うので、周りの流れに乗れて良かったです」
(全10カット)