【一問一答】決勝3ランの万波中正 本拠地エスコンで13勝1分4敗と強い理由は…
■パ・リーグ7回戦 西武3ー12日本ハム(5月15日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの万波中正外野手(24)が「5番・右翼」で先発出場し、一回に決勝の5号3ランを放った。無死二、三塁から郡司、マルティネスが連続三振に倒れた後、相手先発・隅田の直球を豪快に右翼席へ運んだ。ヒーローインタビューと試合後の一問一答は以下の通り。
【ヒーローインタビュー】
―一回に先制の右越え3ラン。どんな思いで打席に入ったか
「隣に郡司さんがいるのに言うのもアレなんですけど、前の2人があまりいい感じの打席じゃなかったので、これ俺が凡退したらやばいなと思いながらいっていました」
―手応えはあった
「サイコウキです」
―北山が先発した試合でよく打っている
「気のせいじゃないですか(笑)」
―絶好調モードに入った
「ちょっとまだ気が早い気がするんですけど、遅れた分、3段飛ばしでみんなを追い抜いていきたいなと思います」
―チームは5連勝。今後に向けて
「5連勝という結果は、こうやって平日昼間にもかかわらず来てくださっているファンの皆さんのおかげだと本当に思うので、まだまだ一緒にシーズンを戦っていきましょう」
【試合後の一問一答】
―一回の本塁打を振り返って
この記事は有料会員限定です。
登録すると続きをお読みいただけます。
「そうっすね。自分自身、すこし驚きのあるホームランだった。外の真っすぐをうまく捕まえられて、どうかなというところでしっかり伸びてくれた。うれしいと同時にちょっと驚きました」
―今季初めて右方向への本塁打
「長打を増やすために逆方向が必要なのかは僕にはよく分からないんですけど、数字や確率を上げていく中で、しっかり逆方向へ強い球を打てているというのは、かなり大事な要素かなと思います。あっちにも切れない打球を打てているのは、しっかりトップを残した状態から強く振れているので。そういう状況の時は、自然と変化球の対応も良くなる。手の位置が早い段階で寄ってきていないので、しっかりためもできて、崩されたとしても、なんとか付いていける可能性を残せるバッティングに近づいてくるので。ホームランの数がどうか分からないですけど、バッティング自体として良い傾向かなと思います」
―今年は2死から得点が入る。チームの雰囲気も良くなる
「雰囲気はやっぱり変わらずいいかなと思いますし、2死から点が取れているっていうのは結果としてもそうですし、そこまで凡退したバッターの気持ちとしてもすごく助かるというか、救われる気持ちになるので。きょうとか僕がそこで凡退しちゃったら、グワチョ(マルティネス)と郡司さんは責任を感じる打席になっちゃうと思いますし。そういう意味でも、やっぱり2死で誰かが打って点が入るっていうのはかなり良いかなと思うんで。そこはすごくいいなと思いますし、今言った雰囲気の良さだったり、気持ちが折れなかったりというか、そういうのにはすごく大きいんじゃないかなと思いますね」
―今季初の3安打
「思いっきりいけているのが良い結果につながっていると思いますし、間違いなくキャンプ含めて今年の中で一番、自分の感覚が良くなってはきたので、もっともっとさらに上のステップに行きたいなとはもちろん思っています。今年通して見た時に、今が一番いい感じで振れているのは間違いないかなと思います」
―目標のホームラン数もしっかり見据えて
「そうっすね。ちょっと忘れてましたけど(笑)。でもホームランはいくらでも打ちたいんで、少しでも近づけるようにという気持ちは常にありますし、絶対1点入るのってホームランしかないんで、ここからもそれは1本でも多く打てるように追求していきたいなと思います」
―今年は本拠地で強い。選手たちも球場に慣れてきた
「だいぶ慣れてきたかなと思いますけど。何て言うんですかね。でもファンの皆さんが背中を押してくれているからだと思います」