【一問一答】3年目の水野達稀がプロ初本塁打 開幕前に新庄監督からレギュラー確約され「びっくりしました」
■パ・リーグ7回戦 西武3ー12日本ハム(5月15日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの水野達稀内野手(23)が「9番・遊撃」で先発し、3年目でプロ初本塁打を放った。七回先頭で迎えた第4打席、相手5番手・本田のチェンジアップを右中間席へ。通算226打席目で待望の一発が飛び出し、気持ち良さそうにダイヤモンドを一周した。試合後の一問一答は以下の通り。
―打った瞬間の手応えは
「手応えは良かったと思います。入るかな、くらいです」
―記念球は戻って来たか
「ボールは来ました。もらいました。バッテ(打撃用手袋)と交換しました」
―本拠地のダイヤモンドを一周して
「そうっすね。正直なところ、下(2軍)で打ってもあんまり意味がない。意味がなくはないですけど、1軍で打たないと記録に残らないので、早くこっちで打ちたかったので、それがきょうだったので良かったですね」
―シーズン前に新庄監督からレギュラーだと伝えられていた
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「言われました。言われました。ハマスタっす。オープン戦の試合前ですね。びっくりしました。普通に守備をショートでしていて、万波くんと水野くん決めたからと言われました。誰にも言わないでねと」
―その言葉は心には残っていた
「もちろん。下手なことできないなって、気は引き締まりました」
―監督室で
「ショートです。練習中です。守備している時です」
―いきなり伝えられた
「そうっすね。その日に。レギュラーっぽい使い方はしてくれていたので、このまま頑張りたい気持ちはあったんですけど、そこでバッと言われたので、うれしいのと気が引き締まるのと両方でした」
―プロ入って初めての指揮官が新庄監督だった。同期入団でもある
「ある意味、同期。今年ダメだったら辞めると言っているので、優勝するしかないと思っていますね」
―ここまでの充実度は
「そうっすね。やっぱり初めてなので。開幕からぶっ通しで、1軍で試合に出続けるのは初めてなので。本当に充実していますし、これを続けて完走したいですね。今年は1軍で。そういう気持ちです」