コンサドーレ
《磐田戦後》5分でもいいから皆さんに代わってもらいたいくらいだった
■J1第14節 札幌1-0磐田(5月15日、札幌ドーム)
-試合を振り返って
昨日の試合前の会見でも言った通り、我々に必要なのはどんな形でもいいから勝利することだった。きょうのゲームは我々の今の状態を示したゲームだった。もしかしたら、ゲームの中で4、5点入ってもおかしくないくらいのチャンスは十分に作れていた。その中で我々が1-0でリードする展開の中でゲームがずっと進んだ。そして最後の最後まで、我々は冷や汗をかきながら、この1-0の勝利をつかみ取った。勝利したのはいいが、まだ我々がチームとしてやらなければいけないことはあるだろう。
-浅野選手のシャドーとしての強み
浅野選手はシャドーのポジションで非常に得点も挙げられる選手だと評価している。ここまで、まだ彼は自分の得点を取れる能力を結果として示せていない。広島時代も彼はシャドーでプレーしていたが、彼の適性はやはりシャドーだと思っている。得点を取れる、相手の脅威になるプレーができるのが彼の強さ。ただ、彼はまだ自分自身の能力を発揮できてないと思う。
メディアの方は結果で評価されて記事を書くと思うが、きょう我々は1-0で勝利して、その決勝ゴールを決めたのは浅野選手。注目が集まるのはもちろん分かるが、我々は1人の選手の活躍で勝利したわけではない。1-1で引き分けていたら、おそらくそういった質問も来なかったと思うし、全く別の質問が来て、引き分けた結果をとても悲観的に見られたのではないか。