新庄監督 佐々木朗希攻略へ2軍戦フル活用「内容を見て、誰を出すのか決めて行く」
交流戦までに貯金「11」
日本ハムは17日から、ZOZOマリンでロッテ3連戦に臨む。交流戦までに貯金「11」を目標とする新庄剛志監督(52)は、カード頭に先発予定の佐々木朗希投手(22)を警戒。1週間前にも対戦した好投手を再び攻略するため、知恵を絞っている。
前回対戦は六回までに5得点
総力を結集して〝令和の怪物〟撃破に挑む。10日の対戦では、佐々木から六回までに5得点をマーク。指揮官は就任後5度目の対戦で、初めて難敵に黒星を付けた。勢いに乗ったチームは、その後5連勝。3位転落の危機を乗り越え、勢いを取り戻した。
2年前には八回まで完全投球も
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しかし、相手が超一流であることに変わりはない。2年前には八回まで完全投球をされるなど、嫌な思い出は今でも色濃く残る。数少ないチャンスを生かし切るために、ボスは選手たちの実戦感覚を研ぎ澄まさせるつもりだ。
球場の近いZOZOと鎌ケ谷で
17日は鎌ケ谷で2軍・ヤクルト戦がデーゲーム開催される。ZOZOマリンとの距離は近く昼間に2軍戦、夜は1軍戦に出場する〝親子ゲーム〟での調整が可能になる。
加藤豪、五十幡、細川が対象
新庄監督は「加藤(豪)くん、五十幡くん、細川くんは、打席が少ないから鎌ケ谷の試合に出します。内容を見て2つとも出すか、誰を出すのか決めて行く。(ZOZOマリンと鎌ケ谷が)近いのでね。(鎌ケ谷で)4打席は無理なので1、2、3番を打ってもらって2、3打席ですね。KG(加藤豪)もちょっと内容が良くないから、また余裕を持たせるという意味で」と、プランを明かした。
前回対戦時は的確にボールを見極め、5四球を選んだ。キャリア最多の123球を投げさせ、疲弊したところで一気に畳み掛け、鮮やかな逆転勝利を収めた。難敵攻略の再現なるかー。チーム一丸で、令和の怪物を打ち崩す。
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