ファイターズ
2024/05/18 19:55

1番に入った野村佑希が11打席ぶり快音! 八木打撃コーチの助言を胸に「数字も数字ですし、吹っ切れた感じでいきたい」

一回、先頭の野村が猛攻の口火を切る左前打を放つ=撮影・玉田順一

■パ・リーグ11回戦 日本ハム4ー6ロッテ(5月18日、ZOZOマリンスタジアム)

一回に先頭で左前打 打線は一挙4得点

 1本のヒットが、何よりの良薬になる。日本ハムの野村佑希内野手(23)が18日、ZOZOマリンで行われたロッテ戦に「1番・一塁」で先発出場。第1打席でいきなり左前打を放ち、一挙4得点の猛攻を呼び込んだ。

 長く不振にあえぐ若きスラッガーが復調のきっかけを手に入れた。

好相性の助っ人左腕から猛攻の口火

 5月11日のロッテ戦以来11打席ぶりに快音を響かせた。メルセデスの直球を振り抜くと、球足鋭い打球は三塁手・中村のグラブを弾き、レフト前へ。後続も長短4安打を集め、大量得点でゲームの主導権をつかんだ。

 対戦相手のメルセデスは、試合前時点で防御率1・03。今季未勝利ながら抜群の安定感が光っていた。そんな好投手を野村は苦にすることなく、昨季は13打数6安打と打ち負かしている。

 

自身も実感 「アプローチの仕方やタイミングが合うのかも」

 この試合でも相性の良さを示し「ラッキーヒットもあって全部が全部(内容が)良いわけではないけど、アプローチの仕方やタイミングが合うのかもしれない」と要因を自己分析した。

効果は抜群 新庄監督の〝激励采配〟

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