大学・社会人野球
2024/05/19 16:10

江別ブルーインズがコールド負け寸前から大逆転して初陣初勝利【都市対抗野球・道地区予選】

九回無死満塁、江別ブルーインズの小笠原が右前にサヨナラ打を放ってガッツポーズ=撮影・西川薫

■都市対抗野球北海道地区1次予選(5月18日、江別・野幌総合運動公園硬式野球場)
▽1回戦 江別ブルーインズ9-8TRANSYS ※九回サヨナラゲーム

 今季から本拠地を札幌市から江別市に移した江別ブルーインズが劇的サヨナラ勝ちで初戦を突破した。八回表終了時点でTRANSYS(千歳市)に0-8とコールドゲーム寸前だったが、その裏に一挙6点を返すと九回には同点に追い付き、なおも無死満塁から6番・小笠原大晃(30)の決勝打が飛び出して激闘に終止符を打った。2回戦は5月25日、東北海道サンライズ(釧路市)と対戦する。

初陣に江別市長も駆けつけた

江別ブルーインズから後藤江別市長(中央)に背番号510(ゴトウ)のユニホームがプレゼントされた

 

江別市の後藤好人市長(63)が応援に駆けつける中、奇跡の大逆転で2回戦に駒を進めた。相手先発に七回まで2安打に抑えられていたが、投手が代わった八回をきっかけに打線が目覚めて一気に形勢を逆転した。

一度は引退も考えた小笠原が人生初のサヨナラ打

あわせて読みたい