指揮官の異例アピールが奏功　話題を呼んだあのユニホーム

　日本ハムが４月５日から２１日まで着用した「エスコンフィールド１周年記念」の特別ユニホームが、今シーズン中に〝復活〟することが決まった。

　新庄剛志監督（５２）が「マスコミを通してアピールしたい」と切り出した異例の要望が、勝負の夏に実現する。

限定ユニで５勝１分２敗　ファンからも大好評

　限定ユニホームは黒を基調とした斬新なデザインで、ビジター球団とカラーがかぶる『黒対黒』の対決も話題を呼んでいた。着用した８試合でチームは５勝１分２敗けの好成績を収めており、勝率７割を超えるユニホームはファンからも大好評だった。

ペナントレース終盤の１０試合で着用

　願いが叶った指揮官は「決まりました！　８月の終わりから９月にかけての１０試合で、着させてもらえることになりました。ビジターでもホームでも。一応、僕の意見は通してもらいました」と上機嫌だ。

　ペナントレースが佳境に突入する夏の終わり。一戦一戦の結果が持つ意味は、より大きくなってくる。縁起の良い黒の勝負服を再び身にまとうことを想像し、新庄監督は「あれを着ることによって気分転換にもなる。なんか強い雰囲気。ずっとこの調子でいけば、さらに強く見える」と力強く意気込んだ。