【一問一答】中島卓也 憧れの田中賢介氏を抜く通算204盗塁「偉大すぎて、他は抜けないので…」
■パ・リーグ10回戦 オリックス4ー5日本ハム(5月21日、エスコンフィールド北海道)
日本ハムの中島卓也内野手(33)が21日、エスコンフィールド北海道で行われたオリックス戦でプロ通算204盗塁目を決めた。オフシーズンから「賢介さんの203は超えたい」と目標にしていた数字を達成。憧れである球団OB田中賢介氏(43)の記録を抜いた試合後の一問一答は以下の通り。
ー1番起用でマルチ安打
「1番なので、塁に出てチャンスをつくっていきたいなと思っていた。それができて良かったかなと思います」
ー初回は盗塁を失敗したが、2回目(三回)できっちり決めた
「初回で盗塁を決めてノーアウト二塁をつくりたかったけど、盗塁は簡単ではない。次は(三回の攻撃開始時に)3点差で、得点圏に行きたいと思っていた。セーフになって良かったです」
ー1度失敗した試合の中で再挑戦するのは勇気がいる
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「そうですね。点差があったので、逆に投手のクイックは緩かった。その分、行けると思っていたし、思い切って行って良かった」
ービハインドの場面こそ、積極性が大事に
「あそこでアウトになったら、流れが向こうに行ってしまうけど、まだ序盤だったので。あれが後半だったら行ってないですね。序盤は(試合を)動かしていかないと。相手投手は防御率も良いので、得点圏に進んでプレッシャーをかけたかった。それが僕の仕事なので。点差を考えながら、行く時は思いきって」
ー204個目の盗塁。田中賢介氏を超えるメモリアルな記録
「ちょっと忘れていました(笑)。(203個目から)長く時間がかかったので。もう少し早く決めたいと思っていました。(ベンチ裏で)映像を見た時に実況の人が言っていて『あっ!そうだった』っていう…。最初にアウトになったので、ゲームに集中してました。ただ、こうやってどんどん(賢介さんの記録を)超えていければいいですね」
ー田中賢介氏の記録を抜いたことに特別な気持ちがあるか
「どうなんですかね? 盗塁ですからね(笑)。やっぱり偉大すぎるので。盗塁は抜きたいなと思ってました。他は抜けないと思うので。これからも頑張っていきたいです」